Nゲージレイアウト建設中(実家にて)
年末に更新して以来随分と飛んでしまいました。正月休みということで、埼玉の実家に帰省しておりました。このブログを最初から読んでおられる方は憶えているかも知れませんが、第一回目に書いた通り実家には前作のレイアウトがあります。ので、今回はそちらを紹介してみたいと思います。
こちらがその全景です。北海道から関東に転勤になった5~6年ほど前に、北海道の風景を思い出しながら製作を開始したものです。サイズは900×600㎜。富良野・美瑛あたりの丘陵地帯をイメージしました。ベースはトミックスのレイアウトボードを使用し、その上に厚さ3センチのスタイロホームを貼り付けています。転勤の際に自家用車で持ち運ぶことを考慮し、小型でもがっちりしたものをつくったつもりです。(今回、北海道には持ってこれなかったけど。)ちなみに、ほこり対策のカバーを塩ビ板にて製作しています。
カバーを取り付けるとこんな風になります。カバーのおかげで埃知らずです。ただ、このカバーは重いのが唯一の欠点。3㎜ぐらいの塩ビ板を使用したと思ったのですが、いざ出来たら重過ぎるので設置するのが大変。車両の入れ替えの時にいつも苦労してます。
レール配置は、エンドレスを一回ひねって重ねてトンネル部分を設けています。奥に見える駅の真下がトンネル区間です。留置線は2本。1本は手前の右側に見えていますが、もう一本はトンネル内部に隠しヤードとして設置しています。手前は1両分程度しか有効長がありませんが、トンネル内部のものは3両程度までOK。ところが、R243の急カーブ終わりにポイントを設置したため、脱線事故が頻発する有様。ということで現在、隠しヤードは使用していません。手前には信号所を設け、渡り線のようなポイントを配置しています。線路をたどってもらえればわかりますが、これにより1周する度に駅を通過する、といった不自然な運転を回避できます。(北海道はとにかく駅間距離が長いですから・・・。)
奥の丘の上には駅があります。3両程度の有効長にする予定です。(未だ駅周辺は未完成!)このレイアウト中で唯一の建造物となる駅本屋はこだわってます。トミックスのローカル駅舎を使っていますが、観光地を意識し、色を塗り替えました。駅名は中山高原としています。富良野・美瑛から遠く離れた実在する中山峠から名前をいただきました。さらに北海道ならではということで、瓦屋根をトタン屋根に改造しています。本来なら、屋根の途中に雪止めもつければさらに良くなるのでしょうが、今回は省略しています。北海道形のレイアウトを作りたい方で、市販のストラクチャーを使う場合には注意が必要です。雪が多い北海道には、瓦屋根はまず見かけません!
牧場脇を通過するキハ130。競馬が好きなので、絶対に入れたかった風景です。 富良野あたりには牧場は見かけませんが・・・。ちなみに、このレイアウトでは地面をまじめに作り込み、バラストも撒いてます!バラストは、場所により色を変えました。白っぽい箇所は、保線作業が完了して間もないという設定です。レールサイドもこげ茶色に塗装してあるので、それなりにはリアルに見えるかと思いますがどうでしょうか?
こちらは、花畑前の信号所付近です。花畑の奥には白樺林があり、その右手には小さな湖があります。ちなみに駅の近くには、背の高いポプラ並木があります。
トンネル出入り口付近はこんな感じです。実際にはこんな立体交差はありえませんが、模型の世界のことだから・・・と目をつぶっています。山にはもう少し木を生やしたいと思います。
以上、駆け足で紹介いたしました。本気で作ればこの程度のレベルなら何とかなる自信はあるのですが、残念ながら今の生活環境がそれを許してくれません。まあ、出来る範囲でがんばりますけどね。次回からは再び、現在の北海鉄道建設記に戻りたいと思います。
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