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2007年5月13日 (日)

北斗星の旅

P5030583 5月3日、寝台特急北斗星4号に乗車しました。

←5/3札幌にて

実家に帰省するにあたり、約10年ぶりに北斗星に乗りました。前回は昔ながらのB寝台でしたが、今回は贅沢にもロイヤルです。この時期の3・4号はB寝台を減らしロイヤル・デュエット・ソロといった人気のある車両を倍増させて運行しています。だから、ロイヤルの切符が取れたと言えます。

私が乗ったのは、9号車A-2室でオロハネ25-502でした。年数の割には車体に傷みも見えませんでした。札幌駅で乗り込むと、ホームには物珍しそうにこちらを眺める人達が一杯。自分も今までは眺める立場だったので、覗いて見たくなる気持ちは痛いほどわかりますが、立場が変わって覗かれるほうになるとあまり良い気分はしませんね。

P5030579

←私が乗った部屋。

汽笛とともにゆっくりと列車が動き出しました。上野まで約17時間の旅のはじまり。定刻の5分遅れで、札幌を出発。天気がとてもよく、美しい夜景が広がります。列車が動き出したところで室内をチェック。

P5030588

P5030589←室内はこんな感じです。写真には写っていませんが、このほかにもトイレとシャワーがついています。部屋自体は、一人で過ごすには十分過ぎるほど広いです。カーテンは非常にゴージャス。ベッドも十分な幅を確保してあり、よほど寝相が悪くない限り落ちないでしょう。

P5030591_2 列車が動くかどうかというところで車掌さんが検札に来ました。すぐさま切符を出し、引き換えに部屋のカードキーを受け取ります。ついでに使い方の説明も受けておきました。ちなみに私の切符は、『手書き』です。自動改札通り抜け不可です。21世紀にもなっていまだに手書きの切符が残っているとは思ってもみませんでした。(良い記念にはなりますが。)

P5030584 続いてやってきたのが、食堂車・グランシャリオのボーイさん。ウェルカムサービスのバーセットを持参しておりました。うわさには聞いていましたが、本当にウイスキーとワインが付いてました。写真はトレーへの載せ方がばらばらになってしまっていますが、もって来た時点では氷の容器の周りにドリンクが綺麗に並べてあります。しかもウイスキーの小ビンは氷入れの円形にフィットするように、各辺の中央付近を窪ませているという念の要れよう。動くホテルとはよく言ったもので、部屋の作りといい決して言葉には負けていません。

ワインに口をつけたところで、夕食に・・・。食堂車!といきたいところですが、今回は予約を入れておりません。インターネットや雑誌で調べましたが、洋食も和食も値段の割には・・・、と思っていたので駅弁2つを札幌にて買い込んでおります。グランシャリオでの食事は、次回のお楽しみということにしました。

P5030593

黒牛弁当と鮭めし。どちらも1000円程度。

最近の駅弁は高い!1000円越えはざらです。札幌は大体1000円程度で買えるものが主流になっているので比較的良心的といえるでしょう。駅弁売り場で散々迷った結果、鮭めしと黒牛弁当を買いました。カニがあまり好きではない私にとって北海道らしさを感じるのは、鮭・いくら・ジンギスカン等です。ジンギスカンは売り切れだったので、かわりに牛肉の出番となりました。

まずは鮭めしからいただきます。机、ちょっと小さくて食べにくい、と思いながら完食。意外と腹いっぱいになってしまったので、牛弁当は朝にまわすことにしました。

食べ終わるころには苫小牧に到着となりました。この先は海沿いに走ります。部屋は当然海側を向いていますので登別を過ぎたあたりからは、月明かりを反射して輝く静かな海を見ることができました。多分、いつまでも忘れないだろうというぐらいの綺麗な夜景でした。

さて、あまり飲みすぎる前に車内見学に出るとしましょう。8号車を抜けて7号車は食堂車。パブタイムに入っておりました。すでに満腹なのであっさり通過。6号車はロビーカー。車掌さんがオリジナル懐中時計やキーホルダーを販売中でした。時計の値段を聞くと8500円!キーホルダーが3000円・・・!どんな人達が買うのでしょうか?暫く見ていましたが、キーホルダーを買ったひとがいただけです。ちょっと高すぎるのではないでしょうか?ロビーカーで暫く夜景を眺めて部屋に戻りました。

シャワーですが、10分間限定です。まあ、普通に使えば5~6分で事足ります。お湯の温度も一定で出てきますので、使いやすかったです。石鹸やシャンプー、歯ブラシといった小物もセットでそろっています。記念に一式いただきました。トイレも綺麗だし、文句ありません。

函館にて機関車を交換。進行方向も変わって五稜郭を過ぎたあたりで寝ることにしました。横になって初めて気が付いたのですが、天井付近の照明がついたあたりのくぼみでがたつきがあり、常に振動して音を立てているということです。停車中は当然静かですが、何度直しても走行中の振動でがたつきが発生します。結構な音です。車両自体が相当に年数いってますから多少はしょうがないと思ってあきらめました。

10年ほど前に乗ったときも、駅での発着の度のガッターンという揺れは相変わらずでした。連結器を変えない限りなくならないのでしょうけどもうちょっとなんとかならないものでしょうか?

朝、気が付けば盛岡を過ぎて山の中。飲みすぎでちょっと気持ち悪いです。7時になって、コーヒーと新聞が到着。時間厳守でした。気分がよくなるのを待って残った弁当をたべました。ちなみに食堂車でも朝食は予約なしで食べられますが、1食1600円・・・。朝飯にそこまで掛けたいとは思えません。せめて1000円ならね、といったところです。

南下するほど列車とすれ違う機会が増えて、景色も都会に近い物になってきます。埼玉に入ると特に顕著で、景色を眺める気にもならなくなります。(沿線は住宅ばかりです。)大宮駅では、鉄道ファンのカメラの数がものすごい数になっていました。天気も良いし、いい写真が撮れたことでしょう。『まもなく上野です。』の案内で荷物をまとめました。ああ終わりだな、と思っていると程なく上野に到着。暑い・・・。溶けそう・・・。そう、この日は30度近くまで上昇した日!夏だよこれじゃ、と思いながら先頭へ。

P5040601 ホームを歩きながら、何か変?と思ったのが、上野側にカニが来ていること。列車の向きが1回しか変わっていないのでしょうか?以前は青森でも変わっていたような気がしたのですが・・・。私の覚え違いでしょうか?上野駅坑内の騒音対策で電源車を上野発時点で青森側にしたはずだと思っていたのですが。最後はちょっと不思議な気分にさせらました。

EF81の周りは、GW中ということで家族連れの記念写真で一杯。この写真ととるのが精一杯でした。やっぱりブルートレインは人気が高いのでしょうか、他の特急列車に比べると、記念写真を撮る人の数が全然違います。特に、子供の喜びようはすごいですね。約5分の停車で、推進運転で列車は去って行きました。

北斗星も走り出してから20年以上経過しました。依然として人気があるといえ、本数も減ってます。また、カシオペアも登場し残念ながら、超デラックスとはいえない列車になってしまいました。しかしながら、一人旅はやはり北斗星に限ります。カシオペアには一人用個室はありません。ソロもありません。車体更新の時期も近付いていると思います。いつまでも24系で頑張れるとは到底思えません。今回乗ってみて不満な点はいくつかいありますが、次回乗車する機会までに改善されていればよいなと思います。出来れば、新車になっていることを期待します。『2人以上はカシオペア、個人旅行は北斗星』といった列車ごとのキャラクターの住み分けが出来ればよいのではないかと思います。JR東日本でカシオペアを出したのだから、今度はJR北海道で新車を出して欲しいものです。

いつまでも、旅人の夢を乗せてブルートレインは走り続けて欲しいなァ、と切に願いつつ今回は話を終わりたいと思います。

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