愛しの711系
出張等で忙しく随分と間が開いてしまっています。今回のネタは711系です。
左の写真は2007年の6月に札幌駅にて撮影したものです。実車は、記念すべき日本初の交流専用電車です。そして、最速の急行電車『かむい』の車両でもあります。加速度が1.1と非常に遅く、札幌圏の過密ダイヤに支障をきたす車両になってしまっています。乗車するとわかりますが、本当に出足が遅いです。(残念ながら、特急電車よりも悪いでしょう。)車両自体もかなり古くなっており年々数を減らしつづけ、風前と灯火状態です。3月の改正でも生き残ったのでしょうか?お別れ運転の話が聞こえてこないようなのでまだ生き残っているようですが。
私の鉄道には宮沢模型の0番台6両と100番台3両の合計9両が在籍しています。それぞれの違いは主に外見。見ての通り100番台は冷房改造車となっています。屋根色も明るいグレーとなっています。クーラーやガイシ、ヘッドライト等はユーザー取り付け部品となっています。今回、この車両たちを少々いじってみました。
まずは100番台の方向幕取り付けから。100番台車にはこのような側面方向幕が増設されました。模型は車体の方向幕取り付け位置にグレーの縁取りがされているだけで、そこにシールを貼るだけです。ちなみに0番台では昔ながらのサボとなります。
0番台、100番台のM車の屋根の違いはこの写真の通り。100番台車の冷房脇の印刷による滑り止めや、パンタまわりのブルーのランボードの表現はマイクロエースの表現手法を連想させます。ここまで目立たせなくてもよいのではと思いますが、好みが分かれるところでしょう。ちなみに、宮沢模型が発売元ですが、下回りやパンタグラフ、室内灯等はトミックス製です。よって、実車とことなる形式の台車・パンタを使用しております。走行性能はそれなりに確保されていますのでご安心を。
クハ同士の比較です。100番台にJRマークが付く以外は、目立った違いはありません。0番台車のうちM車と組む2両についてはトミックスのTNカプラーを組み込んでいます。連結面の間隔は狭くなり見た目はよくなりますが、R243では車体同士が当ります。
正面から見てもあまり違いはありませんが、おでこに乗ったヘッドライトは0番台車は透明プラ製のレンズをユーザー取り付けとなっていましたが、100番台車ではレンズなしと変更になっています。その他の仕様変更はないようです。
この他に今回手を加えた個所は0番台車の通路扉と側面乗降扉下の靴ズリに銀色の色入れをしたことです。出来はいまいちですが、それなりに見栄えするようです。
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