衝動買い(その2)
日曜日は土砂降りの雨の中、近傍のレンタルレイアウトまで行ってきました。そのお店で前から目をつけていたある車両をついに購入してしまいました。それは西武ファンなら絶対はずしてはならない車両、E851です。
私が購入したのは、KATOのセメント列車のセットのもの。機関車単品のものやマイクロエースのE851の重連セットやセメント列車のセットもあり、どれにするか非常に悩みました。結局は信頼と実績のKATO製に落ち着きました。マイクロエースを避けたのは、E851発売時点での動力性能にいまいち信頼性が持てなかったことです。最近の同社の動力性能はかなり向上していると思いますが、この時点ではねェ、と言ったところです。重連でも機関車1両にモーターが付いていない点は面白いと思ったのですけどね。今回はやめておきました。それにしても、今でも新品のこの製品が店頭にあるなんて・・・。都会の模型店ではまず考えられないことでしょう。
セットには機関車1両、コンテナ車1両、バラセメント運搬車5両、車掌車1両が入っています。一番気になるE851のサイドはこのようになっています。丸い側窓とカラーリングが特徴ですね。ぜひカシオペアのような列車の先頭にたたせてみたいです。実車はEF65とEF81を足して2で割ったような車両です。851という数字にも表れています。しかしながら、能力的にはEF60並らしいです。
正面から見るとこのようになります。KATOの表現はすっきりとしており好感が持てます。それでいて、オーバーに表現するところはそれなりに表現されていますので、見た目のバランスも良いと思います。写真の車両はカプラーをKATOのカプラーに交換しています。パンタグラフもトミックスの車両に比べると、確実に上昇状態を保ち、かつシューも間違いなく水平に保たれます。走行性能は、どちらかと言えば低速重視でしょうか。最高速度まで出していませんが、スローはかなり性能が良いです。悪く言えば、走りが重たいと言えるでしょう。まあ、貨物用なのでそんなにスピードを出す訳ではありませんから問題ないでしょう。ちなみに、E851の隣に写る車掌車のテールランプはしっかりと点灯します。
実車は数年前に引退してしまい大変残念です。秩父からのセメント輸送が自動車に完全に切り替えられて需要がなくなってしまったのが原因です。その結果、国道299号は大型車の通行が増加し、いつも渋滞。路面の痛みも激しくなっています。環境のことを考えるなら、今こそ環境にやさしい鉄道輸送が望ましいはずなんですが、たぶん西武鉄道の貨物輸送は復活しないのでしょうね。
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