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2009年9月

2009年9月27日 (日)

C57がやってきた

以前の予告の通り、トミックスのC57がやって参りました!その雄姿はこれ!

P9270007c 良いではありませんか!とてもトッミクスのSLとは思えません。かつてのC57、9600等と比べると数段グレードアップしていると思います。超精密モデルが主流のこのご時世に前回の9600レベルでの製品化は考えられませんが、これならSLファンからも文句を言われずに済むことでしょう。

私はカトーのC57も持っているのでこの機会に比較してみました。

P9270002 まず2台を並べてにらめっこから。左がカトー、右がトミックスです。プロトタイプが違うので単純に比較することはおかしいかも知れませんが、あくまでもご参考までにということで。一目見て、高さの違いが歴然です。そして、キャブからはみ出したカトーのモーター。カトーのC57は10年以上前の製品であり、当時としてはこのモーターサイズが限界だったのでしょう。それに合わせるようにして車体全体が馬鹿でかい訳ですね。こうして2台並べると、別の形式の機関車に見えます。

P9270005 横から見てもさすがHG仕様だけあって精密です。赤いロッドも奇麗です。キャブとテンダーの間も狭くて実感的です。

P9270004 こちらはカトー。発売当時はこれでもGOOD!だったのですが、トミックスのC57を前にしてはさすがに見劣りします。まあ、いたしかたのないことでしょう。しかしながら、同社はちょっと前に発売したC62のような素晴らしい技術がある訳ですから、早急なリニューアルを期待したいところです。ちなみにこの車両、大した整備もしていませんが今でも素直に走ります!さすがカトー!

さてNゲージ車両は走ってナンボの世界です。今回のトミックスのC57はどうか?

スロー走行はいい感じです。走り出しもロケットスタートにはならず蒸気らしくゆったりとスタートします。スケールスピード60~70キロ程度でもギクシャクせず快調に走りました。少し気になるのは走行音。ギアの音なんでしょうか?シャッ、シャッ、といううような音がします。よくいえば蒸気らしい音、悪く言えば何かがこすれているような音です。走行には何の支障もないのですが・・・。

ヘッドライトも奇麗に光ります。電球色のLEDでしょうか?そして後ろのヘッドライト?も今回は光ります。ただし、前進している時もチラチラと光って見えるのは如何なものかと思います。電気系統何かトラブルでも抱えているのでしょうか?目立つだけにちょっと残念。

プロポーションは典型的な北海道型をうまく表現していると思います。腰の高さも低く抑えられているため、横から見ても違和感はありません。灰箱あたりも赤く色差しがなされており、実感的です。配管類も強度があり、車両の出し入れの際どこを掴んだら良いの?というようなことはないでしょう。

この製品で数少ない気に入らない点は、やはり後付けパーツの多さ!メーカーの考え方によるのでしょうけど、やはりトミックスは多すぎです。カトーのC62は後付けパーツはほとんどありませんがあの値段です。マイクロエースに至っては、後付けパーツは皆無です。それに比べて、トミックスは値段は高いし手間はかかる。値段を下げるからお客さんで付けてね!と言うのなら理解できるのですがね。トミックスの目指す『ハイグレード』というものがどこに向かっているのか私にはイマイチ理解できないところがあります。

こんな具合ですが、今回のC57に関しては私はおおむね満足しています。トミックスのSLに対する造形技術もここまで到達したのかと安心しました。ターンテーブルをラインナップしていながら肝心のSLがない!という訳のわからない状態にようやく終止符が打たれた訳ですね。おそらくこの製品は本年を代表するトミックス製品になるでしょう。多分売れると思います。今後は、C57のバリエーションを増やして欲しいことと、SL自体のバリエーションを増やして欲しいと思います。細身の車体にモーターを押し込める技術があれば、C62やD51は楽勝でしょう。カトーで出すと言いながら数度流れているC59あたりを出してやったら面白いでしょうね。

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2009年9月21日 (月)

ミニレイアウトの製作1

鉄道グラフィティー 富良野線
提供JIC
提供:@niftyコンテンツ
  「建設記」ではあるけれど、最近まったく建設していないため、このままでは腕が鈍ってしまうことが危惧されます。そこで、超久々ではありますが、8月末よりミニレイアウトの製作に取り掛かっています。

今回製作のミニレイアウトのコンセプトは次の通りです。

①ローカル線の駅(島式1面2線)を再現する。

②ホームに渡る構内踏み切りを再現する。

③レールは上下線とも280㎜1本のみとする。

④季節は春~夏とする。

⑤ベースは100円ショップで見つけた額縁とする。その他の材料も駅や踏み切りを除いて極力100円ショップのものとする。

とまあ、こんなところでしょうか。ちなみに、走行させることは一切考えておりません。あくまでも車両展示台と考えています。そう考えると、レイアウトではなくジオラマと言うほうが正解かも知れません。

とにかく、金額も小額ですから失敗を恐れず気楽にはじめることができます。とりあえず揃えた材料は写真のとおりです。

P9050036_2 これらは100円ショップで揃えたものです。なぜか紙粘土は売っていなかったので、後日DIY店で購入しました。

P9050037 こちらは、別途購入品の駅や踏み切り、バラスト等です。面倒くさがりの私としてはこういった製品が大変有難いです。汚し塗装も済んだ状態でこの安さ!良い時代になったものです。10年前では考えられませんでしたが・・・。

P9050039 額縁の上に並べてみました。この額縁、100円ではありますが、ガラスも付いています。これは使用しませんので撤去します。その下にはベースボードが付いているのですが、こちらにレールを直接設置するとなにかと不都合のため、スチレンボード(これも100円)を接着します。ボードの裏にはのりが付いているため、はく離紙をはがせば簡単に貼り付けが出来ます。スチレンボードを貼り付けることにより、額縁のふちと高さがほぼ一定となるのです。280㎜のレールは額縁には斜めに配置しないとうまく収まってくれません。構内踏み切りも配置するとこのような感じになります。

P9050041

スチレンボードへのストラクチャーの貼り付けはすべて両面テープで行っています。将来的に外れてしまうのが心配な場合は接着剤の使用をお勧めします。

P9050042 額縁を横から見たところです。ちゃんと立ってるでしょ!車両を展示していない時はこのようにしても良し、壁に掛けても良し。とにかくスペースを取らない設計にしています。

P9200073

ベースに紙粘土を塗り付け、さらに絵の具で地面の色を塗装してみました。その後、レール側面の塗装を行って、1線だけですがバラストを固着させてみました。レールの塗装は絵の具を使用しました。こげ茶色をコッテリと塗りつけてやるとそれらしく見えるものです。それに意外とレールは絵の具を弾かないものです。今回初めて実行してみましたが、プラカラーの匂いで頭の痛い思いをしていますのでこちらのほうがよいです。ただし、乾燥には時間がかかることは言うまでもありません。

P9200076 このレイアウトの上に降り立つことができたら、現状はこんな風に見えるのでしょう。背景がないのでちょっと実感を損ねていますが、なかなかいい感じかと思います。どこからともなくディーゼルカーがやって来そうな雰囲気です。

仕事が忙しいので、なかなか製作が進まないのですが急ぐ必要もないのでのんびりと進めて行きたいと思います。続きは今後のブログで紹介させていただきます。

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2009年9月20日 (日)

EF65-500 P形

本職が非常に忙しいなか、マイパソコンのウインドウズが突如立ち上がらなくなるという追い打ちに合い、なかなか更新ができておりません。そんななか、KATOのEF65が手元にやってまいりました。それは1000年に一度の日、2009年9月9日のこと。わざわざスリーナインの日に合わせた発売とは思えませんが、確かにその日でした。さてその出来は?

P9200067c

写真がややピンボケなのはご容赦願います。EF65-500といえば、ちょっと前にトミックスからF形が発売になってます。P・Fの違いはありますが基本的に同型なので今回の比較の対象としたいと思います。

写真の通り、ルックスは文句なしです。屋根の色が黒いのは好みが分かれるところでしょう。KATOなりの実物に沿った演出ということですね。ちなみにトミックスの屋根は青です。サイズはファインスケールを謳うだけあって、両社のい製品ともほぼピタリのサイズです。KATOの製品の特徴として、ユーザー取り付けパーツが少ないことが挙げられます。手すりや細かな部品も取り付け済み!あとはナンバーを自分で選ぶだけです。これならだれでも簡単に取り付けできます。面倒なことが大嫌いな私は、こういった製品が大好きです。ただ、手すりはやや斜めに傾いて取り付けられている場合があるようです。箱に入れる時に、変形してしまうようです。この辺は個人で修正が必要でしょうが、製品として許される範囲の話だと思います。

P9200070c

パンタグラフもよく出来ていると思います。パンタの下半分の骨組もきちんと二筋に分かれているなど、細かな表現も◎。ただ気になるのはパンタ台。パンタ上昇バネはもう少し上下に厚みがあっても良いのではないでしょうか?ちょっと、薄っぺらなパンタ台になってしまっていると思います。実物もこんななのかな?

P9200068c

塗装は奇麗の一言につきます。特に正面の銀帯はKATOのほうが輝きがあって美しいです。カプラーは標準でアーノルドが付いていますが、馬鹿でかく見苦しいため、即ナックルに交換。P形はスカートまわりがあっさりしているのが特徴です。このあたりも好感が持てます。さらに、ここでもKATOとトミックスの違いですが、KATOにはスノープロウが付いていますが、トミックスはなし。個人的には、ついているほうが見た目がカッコイイと思います。

P9200069c  側面の表情も細かいところまでよくできています。

さて、最後に気になるのは走行性能。まず低速性能ですが、問題はないように感じます。が、トミックスと比べるとやはり差が生じます。KATOが低速性能OKならば、トミックスは超低速性能がOKと言えるでしょう。そして静かさ。文句なく、トミックスの勝ちです。トミックスのEF65はスルスル・・・という感じで走りますが、KATOはガーガーという一昔まえの製品のような重さを感じさせる走りです。よく言えば重量感のある走りと言えるのかも知れません。狙ってやっているとしたら大したもんです。それにしても最近のKATOのモーターはうるさいですね。車両にもよるのでしょうけど。歯車のかみ合わせが悪いのでしょうか?詳しくはわかりませが・・・。フライホイールの効きもトミックスのほうがよいような気がします。本当に実感的な発進・停車を求めるならトミックスに軍配が上がりました。高速性能はKATO製品も問題ありません。甲高いモーター音が実物の電気機関車らしくていいかも知れません。対してトミックスは本当に静か。気持ち悪いぐらい静かです。平地での牽引力に差はありませんでした。勾配区間は試していないのでわかりません。ちなみに、私はトミックスのレールを使用していますが、KATOのEF65はポイント通過時に脱線することが数回ありました。線路を乗り越すような感じで脱線する傾向がありますので、ローフランジの影響でしょうか?スローで行けばなんとかなりそうですが。パワーパックやレールの状態で走行性能は変わるのでしょうけど、あくまでもご参考までということで。

2台揃ったEF65。今後の運用ですが、とりあえずP形は20系とオリエントエクスプレスの牽引用。F型は本来の貨物列車牽引(おもにワム8000)に戻そうと思います。トミックスの超スローはワムの発進時のガックン衝動を再現するには丁度良いのです。KATOのほうは、重量級の長編成を牽くのに丁度良いと思われます。F形は生粋の特急機ですから、20系の先頭に立たせるのが一番かと思います。

話は変わりますが、やっとトミックスのC57が発売になるとのこと。9月26日発送らしいので楽しみです。KATOの今年の注目製品がEF65なら、今年のトミックスはC57。このC57過去の失敗作を乗り越えてのリベンジ、うまくいくのか?入荷したら報告します。

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2009年9月 5日 (土)

オリエント急行登場

先日、一瞬だけ話題になったオリエント急行。かの豪華列車が廃止になるとの誤報でした。そんなこともあってか、年始に買い忘れていた豪華列車をついに手に入れました!

P8300016_3 豪華というか、優雅というか。エクスプレス=急行となるのですが、この列車にはスピードは似合いません。カト-のオリエントエクスプレス88のフル編成13両を購入してすぐにレンタルレイアウトで走行させましたが、まったくスピードを出す気になりませんでした。それでも存在感は十分。日本車にはない独特の雰囲気は何とも言い難いものがあります。

P9040031c 気になる車両の出来です。まず寝台車。オリエント急行の代表車種です。実車は日本の特急つばめの車両よりも古いらしいですが、優雅のひとことにつきます。それを上手に再現したカト-もなかなかのものです。この製品の特筆する点は何と言っても塗装の美しさ!艶々してます。気品があります。色気を感じます。かつてのマイクロエースのような下品なテカりではなく、磨きあげられたような艶というのでしょうか。本当の特別列車と感じられるような塗装です。そしてもう一つは、妻板部に区名標記等がしっかり印刷されていること。後発のマイクロエースのお家芸とも言える分野ですが、ついにカト-も参戦ですか?ついでに台車にも白の色入れまでしてあります。気合い入ってますね、カト-さん。

P9040033c こちらは第2食堂車。『第2』というのがすごいですね。塗装もこの車両はツートンカラーになっており、編成中の良いアクセントになっています。こんな車両で一度で良いから食事をしてみたいものです。

P9040035c そして最後はマニ50。編成の端部に連結された車両とか。日本の機関車とオリエントエクスプレスの連結器が合わないため、片側は自連、片側はネジ式の連結器になっている車両です。反対の端部には同じ理由で20系の改造車が連結されてます。マニ50もこんな姿になっていたんですね。

P9040030c_5 ちなみに、気になる牽引機はC62-16号機です。現実には無かった組み合わせですが、貨物機のD51よりも日本最高性能を誇る特急旅客機でヨーロッパの高級列車を出迎えるのが筋かと思ったのでこの組み合わせとなりました。と言えば聞こえが良いのでしょうが、本音はC62-18号機の導入により、16号機が特急つばめの運用から外れてしまったため、今回の出番となった訳です。オリエントエクスプレスのヘッドマークもなかなか似合っていると思いますが、どうでしょうか?

今回のカト-の製品は何も文句を付ける点がありません。値段も最近の製品にしてはこの内容からするとかなり割安だと思います。カト-の意地が随所に見られる非常に良い製品だと思います。市中在庫はかなり減っていると思いますが、みつけたら即ゲットしても損はないと思います。

さて、日本人は機能的なものを造るのは世界でもトップクラスかと思いますが、このような芸術性に富んだ車両を造るのは世界から100歩ぐらい遅れをとっていると思います。カシオペアとオリエント急行のどちらに乗りたいですか?私は迷わずオリエント急行を選びます。最新技術の塊とも言えるカシオペアであってもオリエント急行の前では単なる工業製品としか思えません。今回つくづく思い知らされました。

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