183系ウェザリングその2
5月19日のブログの続編です。前回レンタルレイアウトに持って行った時はとりあえずパンタまわりだけ汚したこんな状態でした。
錆び以外の部分は製品そのままのピッカピカ!こりゃイカン!ということでこうなりました。
どう見てもこの方が落ち着いて見えると思います。ただこのウェザリングマスターは、銀色屋根にはとにかく色乗りが悪い!カトーの183系の場合、屋根がツルツルしているので喰い付き具合は最悪です。グレー屋根ではここまで苦戦しないのですが、この点を考えるとエアブラシのほうが簡単に汚すことができるのではないかと思います。それにカトーの製品は、集中クーラーやベンチレーターが一体成型となっているので、その周囲をウェザリングマスターで擦って汚すのは至難の業です。シンナーに溶いて塗る方法もあるみたいですけど、それでは地色を傷めることになるでしょうね。とりあえずここまで仕上げて、気に入らない部分はエナメル塗料のドライブラシで仕上げることになります。
こんな調子で全車施工するとこうなりました。
汚しをかける前の姿は、『北海鉄道所属車両』の中に写真が残っていますので見栄えを比較してみてください。写真では両パンタを上げていますが、パンタグラフは片側しか使用していないものと設定しています。クーラーのフィルター部分については、今後エナメル塗料で墨入れを行う予定です。分散クーラーだけでもライトグレーに塗装しても良いかと思うのですが、面倒なのでとりあえず銀色のままにして汚してしまおうかと考えています。まわりがグレーになったので、地色のクーラーはそのままでも十分目立つのではないかと思います。編成中間付近に存在する綺麗な屋根はサロ。サロは両端のみ薄く汚しを入れています。1両ぐらい検査明けの綺麗な車両が入っていてもおかしくはないと思いますが・・・。なお、あまりにもウェザリングマスターの定着が悪いため、いずれトップコートの半艶を吹いて仕上げようと考えています。
編成を組んで見ると上のような状態です。線路脇のシーナリーがあればもっと引き立つのでしょうね。今は大草原の中をひたすら突っ走る様子にしか見えません。
こうして見ると、自然な感じの汚れ感を出すのは本当に難しいものだと感じます。
ですが、少しだけ本物の雰囲気に近づいたような気がしてニヤついている私は傍から見ると変かも知れませんね。(わかってくれる人には、わかってもらえると思いますが・・・)
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