遅まきながら、キハ48
6月半ばに購入してから約ひと月半、ちゃぶ台の上に放置プレイ状態になっていたキハ48をやっと整備することができました。
トミックスのハイグレード仕様の後付パーツの多さには閉口するばかりですが、着けないと様にならないものばかりなので仕方なく施工しています。
北海道のキハの特徴とも言える正面の車番。丁度手すりの下部になるため面倒この上ないです。それでも無難に転写完了。多くの方が、この部分の転写に手こずるようですが、意外とあっけなく完了しました。昔のGMのインレタに比べたら、近年トミックス製品に付属するインレタの転写は数倍楽になったと言えると思います。それしても、こんなインレタを付属するぐらいなら、正面でさらに目立つ区名表記類のインレタやオデコに着ける『架線注意』のステッカー類を付属して欲しいものです。幌枠は1300番台車のみにとりあえず取り付けました。
側面のインレタも一体物なので、どこかが車体と張り付いていれば、ゆっくり剥がせば全体が綺麗に張り付きます。昔の1文字ごとのインレタに比べたら楽勝です。好きな車番を選べるのは良いですが、インレタまわりの余白の部分は何とかならないものでしょうか?ハイグレードな車体に、このモヤモヤとした余白部分は似合わないと思うのは私だけでしょうか?見る角度によっては、異常なぐらい目立つんですよね。いい車両が台無し、とまでは言いませんけどね。
運転席側の台車には排障器を取り付け。T車は簡単に付きます。が、M車は台車をはずす必要がありました。下回りの見栄えが良くなって有難い装備なのですが、ちょっと面倒。T車は許せますが、M車はね・・・、バネがどこかに行っちゃいそうでした。
台車脇のタンクも別パーツで後付。他の下回りのパーツと一体成形できないのかな?スイッチが近くにあるから無理か?と夜中に独り言をブツブツと言いながら施工。T車はイイ感じで付きますが、M車は孔が緩いようで、ポロッと取れてしまうため、ボンドで接着する必要がありました。
一番悩んだのが頭の上。国鉄時代にしようか、JR化後がイイのか・・・。先に購入していたキハ40がJR仕様としていたので、列車無線アンテナを取り付けることにしました。ピンバイスで孔を開けていたら、折れました!ドリルが・・・。ちょっとひねりが加わってしまったみたいです。それにしても、信号煙管ぐらい取り付け済みにしてくれないものか?孔まで開けてあるのだから、大した手間はかからないと思うのですが。1両5000円近い値段を取ってるくせに、こんなことまでユーザーにやらせるのかい?自動車に例えたら、500万円の高級車のくせに、バックミラーはユーザー取り付けです、と言っているようなものだと思うのですが。
やっとできました!カトーやマイクロならこの状態で発売となるわけですが、『作る楽しみいっぱい(かつてのGMの合言葉。今は知りません。)』化しているトミックスは、走行可能状態まで持って行くのに労力を要します。お店で買って、すぐレンタルレイアウトで走行、といった遊び方を同社製品に期待するのはもう無理なのかも知れませんね。
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