光と風の物語
社会人になって北海道で仕事をする機会を与えられて以来、かの地を離れてからも北海道をひたすら愛す気持ちに偽りはありません。そんな私がここ10年ぐらい愛用しているのがこのカレンダー。
いわずと知れたJR北海道のカレンダーです。北海道の風景を扱うカレンダーで有名なのは前田真三氏のカレンダーですが、それらの写真は過去のもの。対するJRのカレンダーは今の北海道のものです。関東でこのJRカレンダーを入手するには、東京駅等の数件の本屋に買いに行くか、通販に頼ることになります。私の場合は、東京駅の三省堂で入手しました。私がこのカレンダーが好きなのは、鉄道会社のカレンダーなのに列車が一本も写っていないこと。右下のJRマークを隠したら、どこの会社のカレンダーかさっぱりわからないことでしょう。そんな潔さが大好きな理由のひとつ。もちろん風景も美しいものばかり。私も結構道内を回ったという自負がありますが、まだまだ私の知らない北海道がたくさんあるものだ、と毎年関心させられてしまいます。気になる中身は、買った人だけのお楽しみ・・・、ということにさせてください。ちなみに、使い終わったカレンダーは捨ててしまわずに写真の写真の部分と解説書きの部分を切り抜いてスクラップブックのようにして保存してあります。そして気に入った写真を額縁に入れて飾ってあります。夏には冬の写真を、冬には夏の写真を飾ることが多いですね。過去数年分ありますから、写真集になってもおかしくないくらいのコレクションになっています。家を建て替えたら、廊下に飾ってギャラリーが開けるかも。
世間の方は3連休最終日の方が多かったのかも知れませんが、私の休みは今日だけ。疲れ過ぎもあるのでしょうが、先週一週間をカゼからはじまる体調不良で過ごしたため今日は寝れる限り寝ておりました。少し気分がよくなったところで久々に汚してみました。
わかります、よね。D51のうしろのオハフ33ですが、屋根をすす汚れ風にしてみました。エナメル塗料のウォッシングかウェザリングマスターかで悩みましたが、後者を選択。冬場なので室内塗装は換気が厳しいのでやめました。ウェザリングマスターのスス色をひたすらブラシでこすり付けるだけなので、非常に簡単でだれでもできます。ただし、自分が思う色の濃さまで仕上げるのは根気が要りますね。効果は抜群で、写真のようになにもしていない同型車と連結してみると違いが歴然とします。どちらが本物らしいかは、誰の目にも明らかでしょう。
ついでなんで、もうちょといじってみたんですがわかりますか?足元も少しだけ塗ってみました。台車と床下機器は製品ではプラスチッキーな黒でしかも艶あり。屋根だけ汚してもコレではちょっとねえ。ということでウェザリングマスターの錆び色を塗ってみました。やんわりと汚れた感じでいい具合になったんではないかと思います。ウェザリングマスターは手で触ると落ちてしまうので、車体には施しておりません。車体だけはエナメル塗料による汚しとするつもりなので今回はここまでの作業としています。時間がなかったこともあり、屋根と足回りのクリア吹きつけによる保護も行っておりませんが、触らないように注意すればこのままでも現状維持が可能です。お手軽ウェザリングをお考えの方の参考になれば幸いです。
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