こまちを忘れていました
赤い絨毯の中に赤い背中の新幹線。はっきり言って、見づらい。けど、まぎれもなくスーパーこまちである。衝動買いとも言える買い方であったが、後悔はしていない。新幹線なのに短編成。新幹線なのに在来線を走る。こんなに都合の良い編成はない。これまでのどの新幹線よりも目立つ赤い塗装はなかなかなものだと思う。似た形のはやぶさは地味な塗装で買う気もしないが、こまちは別だった。
特徴ある不思議な形状の先頭部。500系のような戦闘機を思わせる形のほうが好きだが、こういった形は見飽きることがないのかも知れない。
見る角度によって、いろいろな表情を見せてくれるから。ヘッドライトまわりのデザインはフェラーリが担当したとか。赤い塗装も加わって、日本車離れしているように感じる。テールライトは運転席下にポツリと点灯。こちらはちょっと自己主張が足りないみたい。
モデルの塗装もかなり良いと思う。金属面の塗装の艶には勝てないのだろうけど、今回のカトーさんは頑張ったんではないか。艶控えめが多い同社にしては珍しく、写真のように艶々の仕上がり。EF81のステンレス塗装にも感動したけど、これもなかなかすばらしいと思う。
2号車と6号車の秋田小町を模したマークも綺麗に再現。側面の銀帯もさりげなく入ってます。
行き先は秋田行きで印刷されています。すぐに走らせられるのは良いけど、室内灯を付けても行き先表示は光ってくれないのが残念。最近の同社の仕様をそのまま繁栄したつくりです。
動力に関しては同社の平均レベルと思われる。モーター音は、最近の製品と同様で高い音がする割には、低速重視の設計のよう。E5系との併結運転を前提にしているため、ゴムの滑り止めはなし。すなわち、この編成単体で勾配路線をまともに走れるかはとても疑問である。私のように在来線区間をくねくねと体をくねらせて走る姿を表現したい者にとっては、迷惑な設定である。
実車の営業運転開始直後の販売に漕ぎ着けた同社の努力はたいしたものだと思う。アナウンスだけしていまだに発売も出来ない会社もあるわけだから、驚異的な速さといえるだろう。後発がどんな製品を出してくるか楽しみだが、値段を考えたらやっぱりこっちでしょ?
| 固定リンク | 0
「鉄道模型」カテゴリの記事
- 走行を楽しみました(2021.02.23)
- 年末の新車あれこれ(2020.12.31)
- 9月22日の状況です(2020.09.22)
- カトー 小田急ロマンスカーが入線しました(2019.10.22)
- 近況報告(2019.08.18)
コメント
はじめまして!
今年は衝動買いをしない、と誓っていたのに、早くもやってしまいました。ついでに室内灯も付けちゃいました。とても綺麗です。
でもね、走っているのを遠目に見ると、イモムシが走っているように見えてしまうのは私だけでしょうか・・・。
投稿: 管理局長 | 2013年4月19日 (金) 17時05分
ビバ 衝動買い(
ゴムなしは併結前提仕様の辛い所やね
731とか坂たまに昇らんし
ゴムつき車輪とか別売りしてるとなお嬉しいんだけどね
投稿: ライナ | 2013年4月16日 (火) 23時52分