103系を実感的にしよう⑤
これまで色々と手を入れてきた103系。いよいよ大詰めを迎えました。
今回何をしたかと言うと、ずーっと前から気になっていたヘッドライトの暗さの解消です。
久々に登場した【きらめきライト】。以前485系で使用し、その効果は絶大なのものでした。今回も通販で購入したのですが、以前あったきらめき工房さんのサイトは閉鎖されておりまして、現在は美軌模型さんのサイトで取り扱われております。写真の水平型は値段も下がっておりましたので、お手軽にチャレンジできます。
とりあえず片方のクハでお試し、ということで分解して現状確認を行います。カトーの一昔前の電球タイプのライトユニットの王道を行く形状。上で光るのはヘッドライト用の電球。下に少し見えているのがテールライト用の電球。これらを基盤ごと総取替えします。それにしても、後ろで光る室内灯用のLEDとの明るさの差は酷すぎ。メーカー純正品をつけていてこの調子ですからね。室内灯より暗いヘッドライトなんて実車の世界では、安全上大問題になるでしょう。
電球の撤去は極めて簡単で、ユニットのねじ止めを外して基盤ごと引き抜くだけ。誰でも出来ます。電球を抜いて開いたスペースに【きらめきライト】を入れ込むのも、超簡単な作業。ただし、ヘッドライト用とテールライト用では基盤の向きが上下逆になることだけ注意が必要。そうしないと、極性の問題でヘッド・テールライトが同時に光ってしまうことになるのでね。
485系の時と同じで今回もハンダは一切使いません。ライト基盤から出た電線をより合わせて、集電板のほうに差し込んでやっただけ。余った電線はショートしないように、マスキングテープで床板の車内側に貼り付けました。車体を被せてみると・・・
まさに【きらめき】。ちょっと眩し過ぎかも知れませんが、ハイビーム状態だと思えばこれでよいのかも知れません。この写真だけだと、疑い深い人には信じてもらえないかも知れないので、比較写真をどうぞということで、
トミックスのS280の上にクハを2両並べました。1台のパワーパックから給電しているので、2両とも同じ電圧がかかっている状態。当然ですが、左が【きらめきライト】装着後、右が純正品のままの状態。別物ですね。【きらめきライト】装着車は少し光漏れしているので更なる改良が必要なようですが、とりあえず良い結果が得られました。テールライトの交換を行ったのですが、これはあまり差が無い結果となりました。テールライトのプリズムは左右で分割構造になっており、光源から来た光を90度曲げて前方に照射する構造になっています。水平照射形のこの【きらめきライト】を使っても横方向には光が少ししか飛ばないので、プリズムがあまり光を拾ってくれないのだと思います。内部にアルミ箔を貼ってどうなるか試してみたいところですが、本日は時間切れ。うーん、残念。
ついでなんですが、さりげなくシールも貼ってみました。通勤快速の川越行き。通勤快速の列車番号にはSがつくらしいのでとりあえず27Sとしてみました。鳳車両さんのステッカーを使っています。これでやっと川越線らしくなったかな?
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