土台の補強
今週末は連休でした。予想もしていなかったお休みなので、急遽レイアウト製作を進めることにしました。レイアウトの土台となる部分はスタイロホームとしていますが、やはり厚さ3cmでは、ちと物足りないのが現状。札幌で作ったときは厚さ5cmでも山を作ったりするとたわんでしまいました。ボンドや紙粘土が乾燥するときに、引っ張られてしまうことが原因でした。3cmだったらなおさらでしょうし、強度の面での不安はやはり拭えません。ということで、ホームセンターで角材を購入し、急遽補強作業を開始しました。
使用材料は、ホワイトポプラという集成材。15×30ミリと断面は小さめだけど、集成材なので曲がりが少ない部材です。1本切り出しのものでまっすぐなものを探し出すのは至難の技なので、集成材を選ぶほうが無難です。外周をぐるりと一周させて、内部にも2本部材を配置しました。内部の部材は、スタイロホームの継ぎ目の部分に当たるようにしています。
スタイロホームと木材の接着には、いつものように両面テープと木工ボンドを併用しています。床に置いたスタイロホームに両面テープを数箇所貼って、木工ボンドを塗った木材を慎重に接着します。この作業は絶対に平らな床の上でやらないと、土台が歪んであとで大変なことになります。また、木材同士の接合はねじ止めとしました。ねじ止めは木材をスタイロホームに固定したあとで行います。この作業も先にやってしまうと、木材が歪んでしまってスタイロホームに密着しなくなってしまいます。上の写真は、補強部材の取り付けが完了した状態の写真なので、この状態で作業をしたわけではなく、勘違いしてはいけません。
ここまで土台ができたら、線路を並べてみたくなりますよね?ということでやってみたのですよ。
レイアウトプランに沿った感じのレール配置としてみました。と言っても、外周線だけですけど。103系が停まっているあたりが駅になります。20m車がギリギリ10両退避できます。
試運転1番列車が発車!新調したポイントも好調でした。
当鉄道は、『カーブが美しいレイアウト』をコンセプトのひとつに挙げています。本物と同じ大半径のカーブばかりにできればよいのですが、そんなことは現実には不可能。ということで、本線の最小半径であるR300に入るまでに緩和曲線を設けよう、ということにしています。駅入り口のポイントが土台に対して斜めに配置してあるのも、緩和曲線区間を少しでも長く取りたかったからなのです。ついでに駅の有効長も長くできます。上の写真のように、駅を出た列車はR541区間を抜けてR300区間に入ります。いきなりカックンと曲がる訳ではないのです。実際にはこの曲線区間もフレキシブル線路を使用するので、もう少し融通が利いた線路配置に出来るのではないかと思っています。トミックスの組線路を使っている限りは、上の写真のような状態にするのが精一杯だと思います。フレキ線路でどこまで自然な感じを表現出来るかは、センスの問題になります。それは明日以降のお楽しみということで・・・。
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