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2014年9月23日 (火)

登坂能力テスト

 今更なんですけどね、全線開通したので走行試験をしております。特に今力を入れているのが登坂能力テストです。外周線はフラットなんで何でも走れますが、内周線は30‰勾配とカーブが連続します。どんな車両が何両まで登れるのか実験です。
まず、30‰勾配と半径300mmのカーブが連続しているという大前提を頭に入れてください。
 カトーの説明書には4%勾配を標準としている旨の記載があります。これを基にしてレイアウトの勾配を設定しました。多分、大半の車両はらくらく登るだろうという甘い考えです。しばらく前のブログでも書きましたとおり、当鉄道で一番厳しいと思われる条件で走るのはC62牽引の特急つばめ13両編成。コレをまず試してみました。結果は・・・

Dsc03553_2

 スケールスピード100km前後で突っ込んで行きましたが、敢え無く敗退・・・。写真の位置でピタリと停まったまま空転状態になってしまいました。カトーさんの言う4%勾配って恐らく一直線であった場合のことなんだと思います。ヘアピンカーブ以上のカーブですから、牽引力が落ちても仕方が無いのでしょう。意地でも特急つばめを走らせたい場合には下のような方法も。

Dsc03554_2

 掟破りと言われればそれまでです。北海道形の2・3号機の重連なら、余裕で登ってくれました。東海道形での重連はメーカーでも推奨していませんので、この組み合わせが模型的にはベストかと。やってみてわかったんですが、C62の重連って本当に迫力があります。お座敷運転では味わえなかったのですが、大半径の区間をゆったりと走る姿は、ある意味感動モノでした。つばめではなく、ニセコであったなら本当にベストの組み合わせになったはずです。
 ちなみに、この後C62単機で何両牽引できるかテストしましたが、当線の3‰勾配では7両が限界でした。

 さて続いて気になるのはブルトレ北斗星。こちらは1両少ないとは言え、転がりの悪いトミックス製です。まず、ED79で実験。Dsc03557_2

 今回は、駅の右手に続く上り坂で挑戦してみましたが、結果はつばめとほぼ同じ位置で空転停止。ED79は高性能ですが、小さいだけに軽いのが仇となりました。

 では、機関車が大きければよいのか?やってみました。

Dsc03561_2

 カトーのEF510で挑戦したところ、なんと登り切りました!結構ギリギリみたいな感じでしたが、すごいよEF510!

 非電化区間のエースと言えばDD51。内周線は通常は非電化の設定なので、DD51で登れなくては話になりません・・・。北斗星は重連仕業なんで大丈夫だとは思っていますがどうなんでしょう?

Dsc03558_2

 想像したとおり、楽勝です。まったく問題なし。モーターの唸り音もディーゼルサウンドのように聞こえます。ちなみにカトーのDD51も重連で実験しましたが、こちらも問題なし。単機なら何両までいけるか、実験しましたがやはり7両が限度でした。急行はまなすが増車なしの状態でぎりぎり走行可能です。

 この他にも、色々な車両で実験してみました。実車とは逆でC62よりもC61が力があったり、D51は重連でも単機でも素晴らしい走行性能を見せることがわかったり、新たな発見に驚きました。
 また、結果として10両編成以上にもなるフル編成を単機で牽引する場合、3‰の勾配であってもR300程度のカーブがある場合は登れないという状況が判明。トミックスのように、俗にユーレイと呼ばれる動力付き客車を発売していれば、機関車を重連に必要はありませんが、カトーの場合は大問題となりますので、競合製品を購入する際に注意が必要でしょう。

 今回の実験は、あくまでもこのレイアウトの条件での実験結果でしかありませんので、結果はご参考までにということでよろしくお願いします。

 

 客車列車の登坂能力テストはこの辺にしまして、次回は電車・気動車編を実施予定です。


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コメント

たつぼーさま、はじめまして!
牽引力=M車の重量と言っても過言ではないのかも知れませんね。確かに昔の製品のほうが力が有ったように思います。今気動車、電車編の試験を進めてまして、こちらも面白い結果が出て来ておりますので近々報告出来ると思います。

投稿: 管理局長 | 2014年9月25日 (木) 22時13分

はじめまして。
たつぼーの鉄道模型の部屋の管理人、たつぼーと申します。

登坂力テスト、お疲れ様でした。
メーカー発表の4%はあまり充てになりませんね。
KATOの機関車ですが、とくに蒸気機関車はモーターが小さくなった分、登坂力がなくなったと感じます。

電気機関車やディーゼル機関車はフライホイールがあるので走行はスムーズですね!
しかし、一昔前の機関車の方が牽引力があるような気がします。

TOMIXと比較しますとKATOの方が牽引力はあると思います。T社の機関車でT社の客車、しかも室内灯装備ですと2%でも登れるか?って感じになります。

鉄道模型の登坂は永遠の課題かな?とも感じます。
私はストレスを感じない走行ができるレイアウトを目指しているつもりですが、なかなか進歩しない内に解体してしまいます。

課題は多いと思いますが制作、頑張ってください(^^)

投稿: たつぼー | 2014年9月25日 (木) 18時55分

大佐さま。
カトーの4%は、クルマの燃費と同じで、限りなく理想の状態なんだと思われます。一般ユーザーにはあり得ない環境でしょう。とは言っても、いかにも登りそうな書き方は、やはりおかしいと思います。騙された私も馬鹿なんですがね。

投稿: 管理局長 | 2014年9月24日 (水) 22時17分

登坂テストお疲れ様です。

KATOの基本は4%ですが、ハッキリ言って当てになりませんね!

何を基準にして4%なのか?
直線、急カーブ、緩やかなカーブ??
明確に記載されてません。

基本的にフル編成を1台で牽引出来るようにして欲しいですね。

電車や気動車は、2M化すれば問題なく走ると思います。

我がモジュールは平坦なので登坂テストは不要ですが、最終走行試験は全車両を走らせて確認してます。


投稿: 大佐 | 2014年9月24日 (水) 09時09分

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