法面とトンネルの間の処理
法面とトンネル坑口の間がずーっと手付かずになっていたのですが、ついに工事に着手しました。どのように処理したら自然な感じでつながるかずーっと考えていたんです。やっと答えらしきものが見つかりまして作業を進めた次第です。
まず、上の写真のようにブロック積みの壁を立てます。グリーンマックスから出ている塗装済みのやつですね。比較的入手しやすいです。まっすぐだと設置できないので、裏に筋彫りして曲げています。白く見える縦線は筋彫りが透けて見えたもの。将来、塗装でごまかします。
この壁は高さ6cmもあります。150倍すると、なんと9mの高さになります!9mの直壁って結構な絶壁ですよ!あまりにも不自然なのでこれを何とかしないといけません。ということで考え付いたのが上の写真のように管理用通路である斜路を壁の前に配置する案。こうすることで、壁の高さが高すぎるように見えるのが緩和されます。斜路の天端は隣接する擁壁の天端高さに合わせます。ここが踊り場のようになるわけです。
さて、ブロック積みの壁ですが、横から見ると隣接する法面にうまくつながりません。そこで上の写真のように止めの直壁を設置します。これ、現実にもよくある処理法でして、こうすることで、この壁まで法面が延長されてきても問題ない状態になるのです。が、今回はそうしません。なぜなら、管理用通路を登ってきた作業員の行き先がなくなってしまうから。さてどうしましょう?
ということで、階段をつくりました。上の写真のように2×2㎜のヒノキ角棒を切断し木工ボンドでくっつけただけの粗末なもの。結構手間が掛かりました。
階段を配置したのが上の写真です。さらに階段脇のすきまも埋めてみました。階段の角度は、ギリギリ45度程度でおさまってくれましたので、何とか作業員も安全に昇降できそうです。あとは階段脇やスロープの脇に転落防止柵を付けて、スロープ脇のコンクリート擁壁を貼り付ければそれらしい形になりそうです。スロープの下部からトンネル坑口までの間の線路脇に紙粘土で盛土してあげれば、さらにコンクリート壁の高さが目立たなくなりそうですね。
思いつきで作業を始めた割には、いい感じでおさまってくれました。
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