駅裏ののり面を成形する
小段の幅は6㎜を目標にしました。150倍して90㎝になります。本来1mの幅が欲しいのですが、今回は雰囲気重視ということでやや狭い小段で我慢します。

頭の中にある程度の形状を決めて、バッサリと削り落としてやりました。あれだけあった発泡スチロールの塊が、こんなに小さくなってしまいました。今回ののり面は2面で考えないといけないので、慣れてない方には少々ややこしいかも知れませんね。私は毎日のように仕事でこんな形状の図面を見ていますので、まあ予定どおりかと思っていますけど。

発泡スチロールの削り出しは綺麗なことにこしたことはありませんが、私は下地処理で紙粘土を薄く貼り付けてしまうので多少の不陸はどうにでもなります。上の写真のように、左奥にある既設の擁壁から今回施工ののり面までの間の未成形部分もまとめて紙粘土で覆いました。あとは乾燥後にアクリルガッシュでアースカラーを塗るだけです。写真のように、2方向の小段の高さを合わせてあげないと、つじつまが合わない変なのり面成形になってしまうので注意が必要です。
このようにのり面成形を行うことで、すぐそばに設置しなければならない橋台の形状が頭の中にはっきりと思い描けるようになりました。図面だけで考えるとなかなか難しいんです。

牧場になる側の線路際にも紙粘土を貼り付けました。次回の作業で色塗り〜バラスト散布と続けることができます。

| 固定リンク | 0
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント