カトー旧583系をアップグレードする(その1)
最近、レイアウト製作をサボり気味の私。
一体何をしているのかと言えば、カトーさんの旧仕様の583系最終ロット10両編成のアップグレードを行っています。
まあ、色々とやらなければいけないことがある車両でして、しかも10両!
毎週末に手を掛けるとしても、秋まで楽しめそうな感じです。
なぜ今回、リニューアル作業に踏み切ったのかと言えば、最新仕様の583系発売に合わせて動力ユニットが発売されたから。
まずは手始めに、動力ユニットの交換から始めてみました。
今回発売の動力ユニット。台車は別売りです。
交換、と簡単に言いますが、簡単にできるのだろうか?
とりあえず、車体を分解して新旧を観察してみます。
写真の上が旧ユニット、下が新ユニットです。
形状から、何となくイケそうな気がします。
車体にセットしてみました!
上の写真の真ん中のパンタ付き車両が今回動力を交換した車両です。
動力ユニットは簡単にハマりました。
カプラーが違うので、不安だった両端の車両との連結も問題なし。
でも何も問題がないのかというと、必ずしもそうではありません。
よく見るとわかるのですが、客用ドアの無い側の車体が少しだけ浮き気味になるのです。
結果として、隣の車両とわずかに段差が生じます。
動力ユニットのハマりが悪くて、落っこちそうになるようなことはないのですがなぜかこのようになります。
ちなみに、反対側は段差は生じません。
ただ、幸いなことにパンタ部分が低屋根のため、上方から眺めても段差があることが目立ちません。
今のところ、原因が分かっていないので、とりあえずそのままにしてあります。
さて、動力が交換されたことで、長年の懸案であった『下り勾配でのギクシャク問題』がやっと解決に至りました。
カトーのフライホイールなし動力車は、確かに性能が良く素晴らしい走りをします。
ただし、『平地と登り勾配』に限ってでの話ですが。
下り勾配では、悲劇的な走り方に様変わり!
特に長編成ではギクシャクとした走行が顕著です。
フライホイールの有無で、こんなに走行性能が変わるものなのでしょうか?
他社では、旧製品であってもこのようなことはないはずなのですが。
なんだか、難しい問題に引きずり込まれそうな気がするので、あんまり詮索するのは止めておこう。
今日はここまでとします。
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