カトー旧583系をアップグレードする(その3)
引き続き、カトーの旧583系をいじっています。
今日のお題は、寂しい下回りの一部改良と貫通幌の取り付けです。
まずは下回りからいじります。
旧583系にはトイレタンクが表現されていません。
今の製品ならあって当たり前のようなものですが、2010年再販のこの製品にはそのような表現はありません。
設計が再販より数十前の製品ですから当たり前ですね。
そこで、ネットで色々調べまして、211系用の車端部床下機器がそれらしくマッチするらしいとのこと。
通販で部品を取り寄せました。
10個入りなので、10両編成はこれで充分のようです。
下の写真は、部品を取り付け前のスカスカの状態。
Nゲージを始めた頃は、コレが当たり前でしたし違和感も感じませんでした。
取り寄せた部品を、カプラーの付け根のあたりにポン付けしたら下の写真のようになります。
とりあえず、重厚感が増します。
当然ですが、カーブを走行するとトイレのタンクまで振れてしまうのですが、そこは見ないことにしましょう。
数百円の投資でコレだけ印象がアップすれば充分だと思います。
続いて貫通幌の取り付けです。
昔の製品には、貫通幌なんて付いていないのが当たり前でした。
(今でも付いていないメーカーがあるのはどうなんでしょうね。)
こちらもネットで調べまして、部品を取り寄せました。
20個入りなので、10両編成ではコレで充分のようです。
このパーツは、背面に突起が飛び出ているので、これを切断します。
あとはゴム系接着剤で貼り付けるだけで下の写真のようになります。
あっ、その前に貫通扉に手持ちのアルミシールを貼っておきました。
扉自体がクリーム色のままなので、幌を付ける前に貼り付けておきましょう。
貫通幌の貼り付けについては、注意点がひとつあります。
全車に幌を付けてテストランの際に気が付いたのですが、動力車の貫通幌が両隣の車両に当たって脱線することがありました。
動力を換装した関係で、この車両だけが台車マウントのカプラーになっているのが原因だと思います。
恐らく、他と比べて連結間隔が少しだけ短くなっているのではないでしょうか?
そこで、動力車の幌を一旦外してヤスリで削って薄くしました。
これを再度設置して今度は脱線もなく走行するようになりました。
本当に少しずつ進化している583系。
やることはいっぱいある気がしますが、次はどこをアップグレードしようか・・・。
今日はこの辺で失礼します。
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