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2021年11月

2021年11月28日 (日)

線路まわりを汚しています

あと少しで12月。

1年経つのも早いものです。

さて、2021年11月23日時点の様子です。

Img_1943

前回とどこか変わった?と言われればそれまでですが、線路まわりを微妙に汚しています。

駅の手前にあるポイント4基に黒い油汚れを表現してみました。

Img_1944

使った塗料は、アクリルガッシュのランプブラック。

ひたすら筆塗りしました。

Img_1942

運転士目線だとこんな感じで見えるのでしょうか?

Img_1948

ポイントまわり特有の『油臭さ』が表現できればいいと思っていますが、どうでしょうか?

ネット上の画像を色々参考にして作業を進めてみましたが、正直言って汚れの程度に正解がないので逆に悩んでしまいます。

例えば、下の写真は駅の反対側のポイント周辺。

Img_1946

こちらは、自宅近くの西武新宿線脇田信号所のポイントの汚れを参考にして数年前に塗装したもの。

明らかに、今回塗装したものより黒い部分の範囲が少ないです。

ポイントが設置されてからどれくらいの年数が経過したか、どんな車両がどの程度の頻度で走行しているのか、自然条件はどうなのか、などの色々な要因が重なって汚れの度合いが変化していくはずなので、正解がある訳がありませんね。

個人の好みの問題になるのですが、今回施工した部分は、前回施工の出来具合に少し寄せた方がイイのかな?と少々やり過ぎたことを反省しています。

汚しの世界は奥が深くて難しいです…。

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2021年11月21日 (日)

気が付けば15周年

時が経つのは早いものです。

このブログを開設したのは。2006年11月19日でした。

それから、15年の月日が流れました。

まさか、15年もブログを続けているとはねえ。

まあ、今後も細く長く、備忘録代わりに続けて行きたいと思います。

 

さて、2021年11月21日のレイアウトの様子です。

Img_1937

この画角で写真を撮るのは久しぶりです。

先週から、少しづつレイアウト製作を進めています。

Img_1933

駅前広場は、ロータリーの区画線をさらに描いてみました。

バスの停車位置の表示をそれらしく貼ってみました。バス停の看板も建ててみました。

地方の駅のロータリーにしては立派過ぎかも知れません。

ブラックマークとか汚れを表現したら、本物らしく見えるようになるかも知れません。

 

緑化も進めました。まずは、施工前の状況から。

Img_1928 

施工後

Img_1935

鉄橋の下の空き地を緑化しました。

本当に、なんの手入れもしないで荒れ放題の雑草地のような感じでしょうか。

 

続いて、線路わきの表現にもひと手間かけてみました。

まずは施工前の状況から。

Img_1929

実際には数年前に少しだけ茶色の塗装をバラストに行っていますが、ほぼ製品のままを活かした状態で、見た目がイマイチでした。

Img_1940 

少しずつですが、線路まわりの汚し塗装を進めています。

今までと同じく、アクリルガッシュの茶色を筆でひたすらこすり付けるだけです。

筆にはあまり水を含ませないようにして、ドライブラシのような感じで塗っていくだけ。

茶色が完全に乾いたら、来週にでも黒をポイントマシン周辺に塗れば完成します。

非常に簡単で、視覚的効果は大きいです。

ですが、施工範囲が広い場合エアブラシに比べて非常に手間がかかります。

私は、筆と水とパレットとアクリル絵の具だけ用意すればよい経済的にも優しい筆塗りで最後まで頑張るつもりです。

シンナーの匂いで気分が悪くなることもないですからね。

 

今週は、この辺で。

16年目こそ、レイアウト完成に向けて頑張ります。

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2021年11月14日 (日)

駅前広場について考える

583系がとりあえず片付きましたので、久々にレイアウト製作に戻って来ました。

今回のお題は、『駅前広場』。

ずーっと、資材置き場として使っていたので、空き地のままだったのです。

レイアウトの写真を撮っても、なんだかマヌケな映りにしかならないのは、駅前がガラクタ置き場と化していたからに他なりません。

いい加減に何とかしよう!という心の叫びが聞こえてきたので、重たい腰を上げることにしました。

今回は舗装部分にスチレンボードを使用したいので、ペーパータオルで型取りをします。

Img_1917

踏切を渡って駅本屋前までの空間なので、結構広いんです。

型紙をスチレンボードに乗せてカットします。

Img_1918

スチレンボードは、両面にグレーの紙が貼り付けてある厚さが5㎜ぐらいものを使用します。

ずっと前に、ホームセンターか100均で見つけた材料を買ったままほったらかしにしてあったものを使うことにしました。

適度なザラツキと艶消し感があるので、コンクリートやアスファルト道路の表現に良さそうです。

すでに、橋脚の一部に使ったりしています。

切り出し自体はカッターで簡単にできるので、実際に現地にあてはめながらサイズを微調整。

Img_1919

ピタッと設置できました。何となくイイ感じ。

まわりの地盤と段差が生じてしまうので、擦り付け用のスロープも作りました。

踏切部分へのスロープは、ボードをくり抜くような感じになったので、少々面倒でした。

特急も一部停車する北海道の片田舎の駅ですから、バスも時々走ってきます。

当然、駅前にバス停を設置するのでロータリーも必要になっちゃいますね。

ロータリーがない場合、バスの折り返しスペースを作ってやって、誘導員を1日中貼り付けることも考えられますけど、この規模の駅では現実的ではないでしょう。

駅前ロータリーと言っても、ただ闇雲に白線で丸を描けばよい話ではありません。

バスがどのくらいの半径で回転できるのか検証する必要があります。

仮の白線をマスキングテープから切り出して、確認してみました。

バス最小回転半径は、いすゞのホームページを参考にしました。

路線バスの一番小さい回転半径は8.3mでした。バスの全長が11m程度とのことですから、意外とバスは小回りが利くのですね。

バスコレのバスを実際に配置して、踏切から入って来たバスが駅前付近に停まって客を乗せて去って行く工程を検討してみました。

更に、バスが複数台錯綜した時に、ロータリー内で追い抜きができることも考慮しました。

そんなことを考えて、何度も白線を貼りなおしてできた形が、下の写真の形状です。

Img_1920

これなら、何とか条件を満たしつつ、バス客、タクシー客、マイカーの送り迎えなどの動線も確保できそう。

だけど、よく見ると踏切に向かって出ていくバスの左折は無理かも知れませんね。

もうちょっと改良が必要なようです。

都内の私鉄の小さな駅前だったらこれぐらいのサイズのロータリーはザラにありそうですが、地方の駅としては少々手狭でした。

何と言っても、丸いロータリーとは程遠い形になってしまったのがちょっと残念ですが、仕方ありません。

 

本来、こういった作業は図面上で行うことが当たり前なのでしょうけれど、模型の世界の話ですから現物合わせでもなかなか楽しいものです。

駅前が、それらしくなってきたということで、今回はヨシとしたいと思います。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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2021年11月 7日 (日)

カトー旧583系をアップグレードする(その12)

カトーの旧583系に手を入れ始めて約3か月。

週末限定作業なので非常に時間がかかりましたが、やっと完成を迎えました。

Img_1865

クハネ583

Img_1857

モハネ582

ベネシャインブラインドをすべての車両に取り付けました。

また、サボ、ヘッドマークなどは純正品を取り付けていましたが、特にサボは経年劣化が激しくなっていましたので、すべてルクス(美軌道模型店製)に交換しました。

Img_1866

くっきりとしてイイ感じの仕上がりです。純正シールは透けてしまうので、室内灯を点灯すると行先表示がイマイチでしたね。

行先表示は、列車の片面を青森行きとし反対側を上野行きとして、上り下り両方の列車を楽しめるようにしました。

走行する向きによっては矛盾が生じることになりますが、あまり細かいことを気にしても仕方ありません。雰囲気重視ということで納得しています。(グリーン車の座席の向きを考えると、下り列車にするのが正しいようです。)

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先頭部の貫通ドアとタイフォンのまわりを少しだけ墨入れしました。くっきりとして立体感が増したように感じます。

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広いレンタルレイアウトでのびのびと走らせてみたいものです。

平日も作業できるのであれば、もっと早く仕上げることができたと思いますが、現状では無理な話です。週末限定で作業したため、逆に飽きずに作業を継続できたと思います。

近年、古くから発売されている車両のリニューアル製品が頻繁に発売されています。新しい車両を買って、古い製品を処分してしまう方も多いのだと思いますし、リニューアル製品の素晴らしい出来を見せつけられるとそれも仕方のないことなのかも知れません。

でも、購入予算だって無限にある訳ではありません。なによりも、一度買ったものは大事にしたいという気持ちが私は強いです。

少し手を入れてあげれば、弱点だった屋根の成形だって多少は見栄えがするようになるものです。

リニューアル品を買っちゃったけど、古い車両はどうしよう?とお悩みの方、処分する前に少しだけ手を加えて大事に手元に残すことを考えてみませんか?決して難しいことではありません。

今回の583系の件、少しでもそんな方々への参考になれば幸いです。

 

最後に、やっと完成した583系をいつものレイアウトで走行させてみました。上野発の夜行列車の雰囲気が少しでも出ているでしょうか。

コンデジに三脚を付けて撮影しているので、画質はあまりよくありません。今回の動画では、試験的に走行音を付けてみました。やってみて初めてわかりましたが、音を動画に合わせるのは大変なんですね。とてもではありませんが、私はまともなユーチューバーにはなれそうにありません。

石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』をBGMに走る583系寝台特急はくつるを少しでもお楽しみいただければ幸いです。

583系のアップグレードについては、今回で一区切りとしたいと思います。

 

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