カトー旧583系をアップグレードする(その12)
カトーの旧583系に手を入れ始めて約3か月。
週末限定作業なので非常に時間がかかりましたが、やっと完成を迎えました。
クハネ583
モハネ582
ベネシャインブラインドをすべての車両に取り付けました。
また、サボ、ヘッドマークなどは純正品を取り付けていましたが、特にサボは経年劣化が激しくなっていましたので、すべてルクス(美軌道模型店製)に交換しました。
くっきりとしてイイ感じの仕上がりです。純正シールは透けてしまうので、室内灯を点灯すると行先表示がイマイチでしたね。
行先表示は、列車の片面を青森行きとし反対側を上野行きとして、上り下り両方の列車を楽しめるようにしました。
走行する向きによっては矛盾が生じることになりますが、あまり細かいことを気にしても仕方ありません。雰囲気重視ということで納得しています。(グリーン車の座席の向きを考えると、下り列車にするのが正しいようです。)
先頭部の貫通ドアとタイフォンのまわりを少しだけ墨入れしました。くっきりとして立体感が増したように感じます。
広いレンタルレイアウトでのびのびと走らせてみたいものです。
平日も作業できるのであれば、もっと早く仕上げることができたと思いますが、現状では無理な話です。週末限定で作業したため、逆に飽きずに作業を継続できたと思います。
近年、古くから発売されている車両のリニューアル製品が頻繁に発売されています。新しい車両を買って、古い製品を処分してしまう方も多いのだと思いますし、リニューアル製品の素晴らしい出来を見せつけられるとそれも仕方のないことなのかも知れません。
でも、購入予算だって無限にある訳ではありません。なによりも、一度買ったものは大事にしたいという気持ちが私は強いです。
少し手を入れてあげれば、弱点だった屋根の成形だって多少は見栄えがするようになるものです。
リニューアル品を買っちゃったけど、古い車両はどうしよう?とお悩みの方、処分する前に少しだけ手を加えて大事に手元に残すことを考えてみませんか?決して難しいことではありません。
今回の583系の件、少しでもそんな方々への参考になれば幸いです。
最後に、やっと完成した583系をいつものレイアウトで走行させてみました。上野発の夜行列車の雰囲気が少しでも出ているでしょうか。
コンデジに三脚を付けて撮影しているので、画質はあまりよくありません。今回の動画では、試験的に走行音を付けてみました。やってみて初めてわかりましたが、音を動画に合わせるのは大変なんですね。とてもではありませんが、私はまともなユーチューバーにはなれそうにありません。
石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』をBGMに走る583系寝台特急はくつるを少しでもお楽しみいただければ幸いです。
583系のアップグレードについては、今回で一区切りとしたいと思います。
最後に1ポチしていただけるとうれしいです。
| 固定リンク | 2
「583系」カテゴリの記事
- カトー旧583系をアップグレードする(その12)(2021.11.07)
- カトー旧583系をアップグレードする(その11)(2021.10.23)
- カトー旧583系をアップグレードする(その10)(2021.10.16)
- カトー旧583系をアップグレードする(その9)(2021.10.09)
- カトー旧583系をアップグレードする(その8)(2021.10.02)
コメント