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2022年7月

2022年7月31日 (日)

2022年7月24日の様子です

久々に、レイアウトに進展アリです。

レイアウトに手を加えるのは昨年11月末以来。

サボっていたわけではなく、車両の加工に忙しくてなかなか手を付けられなかったためです。

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2022年7月24日の定点撮影。

あまりに久々過ぎて、どこが変わったのかわからない・・・。

1か所目は、牧場の入口付近。

地面を作ったまま、ほったらかしでした。

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発泡スチロールの地盤も一部には穴が開いている箇所もありました。

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芝生を貼り付け、ポプラの木を2本植樹。

開口は極力埋めて、ライケンで緑化。さらに、敷地境界付近に赤い花を植えて花壇のような雰囲気にしてみました。

お客さんが通ると想定した歩行者通路は、カトーの砂利を模したシートをカットして貼り付けました。

歩道用のカラー舗装にも見えなくない仕上がりになりました。

サイロの前の部分は車両の出入りがあるため、コンクリート舗装に見えるようグレーの物を使いました。

2か所目はレイアウトの一番奥のあたり。定点写真では確認しづらい範囲です。

地肌剥き出しの部分の緑化を進めました。

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着工前はこんな感じでしたが・・・

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夏の訪れとともに、緑がフサフサとしてきました。

あとは展望台を整備するのみです。あっ、レールも塗らないとダメか。

やってみれば大したことない作業ですが、何しろ手が届きにくい。

かつ、普段走行させる分には目につきにくい箇所だったので、あまり気にしていなかったのです。

結構かかったなあ、ここまで来るのも。急いだわけではないけど、ちょっと時間かかり過ぎか?

まあ、『レイアウトに完成はない』という言葉もあるし、自分のペースで続けていければよいのかと思います。

 

話は変わって、インフレについて。

ここ数年、鉄道模型の値段も徐々に高騰していましたが、このインフレでさらに上昇することになりそうです。

いままででも十分『高いなあ』と思ってきましたが、これが『さらに高いなあ』となるわけですね。

元々、ぜいたく品なんでしょうからある程度高価なのは仕方ないと思います。

でも、さすがにもうこれ以上の価格高騰にはついていけないなあ、と言うのが本音です。

まあ、自分の所得が上がれば別の話なんですけど、それは限りなく無理な話。悪いことでもすれば別ですが。

幸いにして、欲しいなあと思っていた車両の大半は入手済みです。

これからは、的を絞って購入していくことになるのでしょう。

インフレが落ち着いて、所得が物価に追いつくまではそんな感じにならざるを得ないと思います。

かつて、消費税が導入されて価格がドーンと上がった時も、慣れるまでに数年かかりました。

そこで、新車の購入を控えめにしている間に、入手済みの車両の整備を進めて行きたいと思います。

室内灯取付やヘッドライトLED化、車内の塗装や外回りの墨入れなど、新車購入費用に比べたらはるかに安い金額で楽しめることは結構ありそうな気がします。

新製品の価格が高騰するということは、値段の安い中古車両の流通が良くなるのかも知れませんね。

ここ数年の車両でしたら、結構細かいところまで作り込まれていますから、わざわざ高価な新車を買わなくてもよいのかも知れません。

特に、工作派の人なら中古を安く買って自分仕様に仕上げるのはアリですね。

メーカーでだって、好きで値上げしているわけではないのでしょうけれど、このまま行ったら『鉄道模型=貴族の道楽』みたいな感じになってしまいそうで、なんだか嫌ですね。

まあ、私はなるべくお金を掛けずに楽しむつもりですけれど、鉄道模型ファンの皆様方はどんなふうに続けて行くのかなあと思う今日この頃です。

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2022年7月24日 (日)

カトーの103系の整備(その4)

カトー103系への手入れもいよいよ終盤です。

最後に残るのは、ヘッドライトとテールライトの照度アップです。

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前にも載せた写真ですが、とにかく暗い。40年前はヘッドライトが光るだけでも嬉しかったのですが、さすがに現代ではコレは受け入れられません。

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ライトユニットは昔ながらの豆電球。ちょこっとくっついているのは抵抗なんでしょうか?

電気関係に疎い私にはなんだかわかりませんけど、LEDに換装しなければならないことだけはわかります。

以前の私なら、ハンダ付けを必要としないきらめきライトへの換装を考えていたかも知れません。

ですが、発売元の御店主様が病気療養中とのことで入手不可。一日も早いご回復をお祈りいたします。

更に某社のMライトも欠品!さて、困ったもんだ。

自分でどうにかするしかない、と思ってネットで検索したら、結構作例が紹介されておりました。

電気ど素人の私は、ただ真似させていただくしかありません。

色々ある中で簡単そうだったのは、3㎜砲弾型LEDと定電流CRDの組み合わせ。

ネット記事を参考に組んだのが下の写真です。

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車体に組み込んで点灯試験です。

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ヘッドライトよし!

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テールライトもよし!

実際に車体を被せてどんな感じに見えるか確認します。

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向かって左がLEDに換装した車両、右は豆電球のまま。

照度の違いは明らかです。LED、眩しすぎかも知れません。

白色LEDを今回使いましたが、電球色LEDを入手できるようであればそちらを使う方が実感的かも知れません。

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同様にテールライトも検証。

左がLED換装車なのですが、写真だと違いがほぼわからない結果に。

でも、肉眼で見るとはっきり違いが分かるので交換した価値はあります。

こちらも赤色LEDを入手できるならば、そちらを使う方が実感的かも知れません。

 

LED換装のついでに、大きすぎるライトユニットカバーを改良します。

現状は、側窓から見えすぎる状態で不自然です。

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分解した時に分かったのですが、カバーにはこんなに厚みは必要ない。

そこで、可能な限りカバーを削ってみました。削った部分にぽっかりと大きな穴が開くので、黒いシールを貼って隠しました。

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これで少しは目立たなくなるはず。

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腕に自信のある方なら、もっと低く抑えることが出来そうな気がします。

ですが、今の私にはそこまでチャレンジする技量と時間はないと判断しました。

室内灯取付とヘッド・テールライトの交換が済んだので、夕景にて見栄えを確認します。

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イイ感じの明るさになりました。

室内灯は、グランライトプレミアムのナチュラルホワイトを取り付け、L側で使用しています。

明るすぎず。暗すぎず、これぐらいで丁度よいと感じています。

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ヘッドライトプリズムにオレンジを塗りたいのですが、手持ちがないのでそのうちに実施してみます。

ヘッドライトを換装した際に、運転席がやや明るくなってしまうことがわかりました。

その際に無塗装のグレーの運転席背面壁が丸見えになってしまいます。

そこで手元にあった黄緑色を筆塗りしておきました。少しはそれらしくなったかなあと思います。 

 

まだまだ手を加えられそうなところがあると思いますが、今回の加工はここまでとしたいと思います。

実車は京浜東北線から引退して随分になりますが、私のもとでは永遠に走り続けてくれることでしょう。

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2022年7月17日 (日)

カトーの103系の整備(その3)

カトー103系の整備を行っています。

今回は、屋根上の塗装について。

製品の地の色を活かして、艶消しクリアーを吹いて済ませればイイんじゃない?と思っていたのですが、

色白な資料を見る限り違和感がありすぎることが分かりました。

今回の製品では、ベンチレーターは屋根板と別色になっており実車に近い雰囲気なのですが、クーラーは屋根板と同じ色になっています。

クーラーが一体成型なので仕方ないのですが、ここは手間がかかっても何とかしたいところです。

マスキングにとても手間がかかりましたが、クーラーを明るいグレーに塗装しました。

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かまぼこ型クーラーも最近の車両のように、側部の出っ張りがなければマスキングも楽なんですけど、103系はそうは行きません。

細く切ったマスキングテープを丁寧に貼り付けて行くしかありませんでした。

その出来栄えは如何に・・・

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キレイに屋根上のメリハリがつきました。

トミックス103系であればこんな苦労はしなくて済むんだよなあと思う所ですが、値段を考えたら仕方ないですね。

なお、塗装が済んだ時点で屋根、クーラー、ベンチレーターには艶消しクリアーを吹いています。

更にこのあとで、ファンやベンチレーターに墨入れをしておきました。

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ベンチレーターはともかく、クーラーのファンの部分は彫りが甘いので墨入れしないとあまりにも実感に乏しいのです。

実車も写真を見ると結構真っ黒ですから、墨入れとしては強めに行ったつもりです。

パンタグラフの塗装はいつも悩んでしまいます。

銀色にしたり、屋根色と同じにしたり、色々な解釈があって難しいのです。

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今回は、実車の写真を参考にして屋根色よりもやや暗いグレーに塗装してみました。

シューの部分にはカッパー、ガイシには白を塗っておきました。

この車両は、昨年作業を行った583系のようなハードなウェザリングを行う予定はないため、塗装はこれで終了の予定です。

次回に続きます。

 

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