カトーの103系の整備(その4)
カトー103系への手入れもいよいよ終盤です。
最後に残るのは、ヘッドライトとテールライトの照度アップです。
前にも載せた写真ですが、とにかく暗い。40年前はヘッドライトが光るだけでも嬉しかったのですが、さすがに現代ではコレは受け入れられません。
ライトユニットは昔ながらの豆電球。ちょこっとくっついているのは抵抗なんでしょうか?
電気関係に疎い私にはなんだかわかりませんけど、LEDに換装しなければならないことだけはわかります。
以前の私なら、ハンダ付けを必要としないきらめきライトへの換装を考えていたかも知れません。
ですが、発売元の御店主様が病気療養中とのことで入手不可。一日も早いご回復をお祈りいたします。
更に某社のMライトも欠品!さて、困ったもんだ。
自分でどうにかするしかない、と思ってネットで検索したら、結構作例が紹介されておりました。
電気ど素人の私は、ただ真似させていただくしかありません。
色々ある中で簡単そうだったのは、3㎜砲弾型LEDと定電流CRDの組み合わせ。
ネット記事を参考に組んだのが下の写真です。
車体に組み込んで点灯試験です。
ヘッドライトよし!
テールライトもよし!
実際に車体を被せてどんな感じに見えるか確認します。
向かって左がLEDに換装した車両、右は豆電球のまま。
照度の違いは明らかです。LED、眩しすぎかも知れません。
白色LEDを今回使いましたが、電球色LEDを入手できるようであればそちらを使う方が実感的かも知れません。
同様にテールライトも検証。
左がLED換装車なのですが、写真だと違いがほぼわからない結果に。
でも、肉眼で見るとはっきり違いが分かるので交換した価値はあります。
こちらも赤色LEDを入手できるならば、そちらを使う方が実感的かも知れません。
LED換装のついでに、大きすぎるライトユニットカバーを改良します。
現状は、側窓から見えすぎる状態で不自然です。
分解した時に分かったのですが、カバーにはこんなに厚みは必要ない。
そこで、可能な限りカバーを削ってみました。削った部分にぽっかりと大きな穴が開くので、黒いシールを貼って隠しました。
これで少しは目立たなくなるはず。
腕に自信のある方なら、もっと低く抑えることが出来そうな気がします。
ですが、今の私にはそこまでチャレンジする技量と時間はないと判断しました。
室内灯取付とヘッド・テールライトの交換が済んだので、夕景にて見栄えを確認します。
イイ感じの明るさになりました。
室内灯は、グランライトプレミアムのナチュラルホワイトを取り付け、L側で使用しています。
明るすぎず。暗すぎず、これぐらいで丁度よいと感じています。
ヘッドライトプリズムにオレンジを塗りたいのですが、手持ちがないのでそのうちに実施してみます。
ヘッドライトを換装した際に、運転席がやや明るくなってしまうことがわかりました。
その際に無塗装のグレーの運転席背面壁が丸見えになってしまいます。
そこで手元にあった黄緑色を筆塗りしておきました。少しはそれらしくなったかなあと思います。
まだまだ手を加えられそうなところがあると思いますが、今回の加工はここまでとしたいと思います。
実車は京浜東北線から引退して随分になりますが、私のもとでは永遠に走り続けてくれることでしょう。
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