トミックス 50系5000番台の整備(その1)
やっと入線したトミックスの50系5000番台ですが、気になるところが多々あるので、それらを解消していくことにします。
まずは、定番のカプラー交換。定石通りTNに換装したいところですが、TNは非常に高価。今回は予算重視ということで、カトーカプラーに交換することにしました。このカプラーの良い点は、安いこと。そしてジャンパー線が表現されていることでしょうか。逆に悪い点は、トミックスの車両に付けるのに難があること。コレはメーカーが違うので仕方ない話ですね。
ではやってみます。
組み立てたカプラーですが、このままでは車間が広いままになってしまうので、根元の部分をカプラーがバラバラになる限界まで削り落とします。
カプラーポケットにカプラーはめ込みますが、この際に余っているプラ板などを写真のように詰め込んで、カプラーを車体中央側に引っ込ませます。台車とカプラーの遊びがなくなり、カプラーは台車にガチガチの状態で固定されてしまいますが、実用上まったく問題ありません。
実際に連結して、加工前と比較してみます。
写真の上の車両はカプラー加工前の状態。対して下の車両は加工後のもの。1㎜ぐらいは車間を詰めることができたのではないでしょうか?
たかが1㎜、されど1㎜。どう感じるかはあなた次第という話ですが、ソコソコ効果はあったと感じています。
続いて、車内の塗装を行います。窓が大きい分、この車両は車内の様子が目立つのです。
分解するとこのとおり、クリーム色単一色で整形された内装となっています。窓からイスがずらっと並んで見えるのは壮観なのですが、現実と違い過ぎる色遣いは不自然です。これを実車に似せた感じで着色していきます。
今回は、筆塗りで頑張って塗装してみました。
YouTube、雑誌、ネット記事などを参考にして、車内の配色を確認してみました。
床は濃い目の茶色のようでリノリウム甲板色としました。シートのモケットは柄付きのものですが、柄の部分の再現はスルーして全体的な雰囲気を木甲板色を使用してみました。
素人の筆塗りですからね、塗りムラやはみだしなど多々ありますが、あまり細かいことは気にせずに作業を進めます。
細かい作業をすることで、集中力の鍛錬と認知症予防に少しでも役立てばよい、ぐらいの気持ちでやっています。
6両、同じ作業を繰り返すことになります。
次回に続きます。
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