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2022年12月

2022年12月29日 (木)

カトー 東武8000系の整備(その2)

 12/28から年末年始休暇に突入しました。1/4までお休みです。
どこにも出かける予定もないので、家でおとなしくしています。
コロナも流行ってきているみたいだし。

 東武8000系の続きです。
室内のシール貼りが終わりましたので、室内灯の取り付けを行います。
今回は経費節減のため、これまでに設置してきたグランライトプレミアムの余りLEDを再利用したものを使用します。Img_2700
上の写真のように、余ったLEDを3つハンダでつないだものにブリッジダイオードを付けたもの。
これだけだと非常に眩しいので、ダークフィルムを貼ってみます。

Img_2701
写真だと、眩しさがイマイチわかりませんが、私的にはこれぐらいの明るさがよろしいかと。


 実際に取り付けてみます。
Img_2702
先頭車に取り付けた状態です。車体の天井部に両面テープで直貼りしています。
ダイオードはもう少し小さめのものを使用したいところですね。
ダイオードと車体下部の接続方法は、ポリウレタン銅線でつないでいます。
東武8000系は車端部に妻窓があるため、カトー方式の集電金具を付けた場合、金具が非常に目立ってしまいます。
以前加工をおこなった、名鉄パノラマカーのような方法も検討しましたが、手間が異様にかかるので今回は見送りました。
ポリウレタン銅線が若干目につくことはありますが、遠目に見ると全くわかりません。
接触不良を心配する箇所を1か所減らすこともできます。
ただし、車体を上下に分解する時には注意を要します。


Img_2704
 明るい状態で点灯試験をするとこんな感じになります。
明るすぎず、暗すぎずという感じでしょうか。
シートのグリーンが目立ち、手間を掛けたことが報われるひと時です。


Img_2703
 夜景だとこんな感じに。
比較の対象がないので何とも言えませんが、私的にはOK。
やたらと貧しすぎるのは嫌ですが、減光処置が効いているので少しは実感的になったと思っています。
ちなみに、ダークシートは楽天の通販で探した物。お試し品とかで、送料込みで110円だったような気がします。
6両分、1シートでおつりが来ますので、抵抗を挟むよりコスト的には優れると思います。

Img_2708
 6両つないで夜間撮影。
夜汽車ではありませんが、優しいナチュラルホワイトの明かりに哀愁を感じます。

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2022年12月11日 (日)

カトー 東武8000系の整備(その1)

インフレが止まりません。鉄道模型も、一部の再販品を除けば価格の高騰が続いています。
とてもではありませんが、最近発売される車両には手が出ません。
決して貧乏しているわけではないはずなのですが、10両編成で4万円近くなるようでは、もう庶民の趣味ではないような気がします。
ということで、今年の新車購入は非常に少ない。まあ、仕方ないですな。
自分の給与水準がインフレに追いつく日まで大人しくしているのが得策の様です。

新車の導入が少ないので、今まで購入してほとんど整備をしていなかった車両に手を加えることが多い今日この頃です。
今回の東武8000系もしばらく前に買って、少々スミイレしただけで放置プレイ状態でした。
この車両を整備してみたいと思います。

まずは車内整備から。
室内灯を付けた時にプラスチッキーな車内では寂しいので、色を入れます。
東武8000系はロングシートなので、筆塗り塗装でもやりやすいと思ったのですが、今回は自作シールを貼り付ける方法を選択しま選択しました。
事前に車体を分解して、ノギスでシートなどの寸法を測ります。
これをもとにして、エクセル画面上でシートや床板のシールを作ります。
カラーはネット記事などを参考にしています。東武を利用する機会が非常に少ないので、実車の色とは少々異なっているかも知れませんが、雰囲気重視ということで妥協しています。
はがき大のシートにプリントアウトしたものが以下の写真のものです。

Img_2692

これをデザインナイフで綺麗に切って貼り付けるだけなので、誰でも簡単に作業することができます。

まずは、一番簡単な動力車から。
分解した状態がこんな状態です。

Img_2693

カトー純正の室内灯を支えるためのツノが邪魔になるのですべてカットします。
スッキリしましたが、もうこれで純正室内灯を付けることはできません。

Img_2694

この状態に床板やシートのシールを貼った状態。
ほぼまっ平なので、簡単に貼れます。シルバーシートも一応色分けしてみました。

Img_2695

同じ要領で、Mなしの中間車も施工。
こちらは立体的な造形なので、自作シールの効果がよくわかります。

Img_2697

やや面倒なのは先頭車。今回、6両中4両が先頭車なので面倒です。
ヘッドライトユニットへの集電やスイッチの関係で床板に凹凸があるため、手間がかかります。
まあ、それでも時間をかけて落ちついて貼れば、このような状態になります。

Img_2699

室内灯を付けた時の見え方が楽しみになって来ました。
次回に続きます。

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