カトー 東武8000系の整備(その1)
インフレが止まりません。鉄道模型も、一部の再販品を除けば価格の高騰が続いています。
とてもではありませんが、最近発売される車両には手が出ません。
決して貧乏しているわけではないはずなのですが、10両編成で4万円近くなるようでは、もう庶民の趣味ではないような気がします。
ということで、今年の新車購入は非常に少ない。まあ、仕方ないですな。
自分の給与水準がインフレに追いつく日まで大人しくしているのが得策の様です。
新車の導入が少ないので、今まで購入してほとんど整備をしていなかった車両に手を加えることが多い今日この頃です。
今回の東武8000系もしばらく前に買って、少々スミイレしただけで放置プレイ状態でした。
この車両を整備してみたいと思います。
まずは車内整備から。
室内灯を付けた時にプラスチッキーな車内では寂しいので、色を入れます。
東武8000系はロングシートなので、筆塗り塗装でもやりやすいと思ったのですが、今回は自作シールを貼り付ける方法を選択しま選択しました。
事前に車体を分解して、ノギスでシートなどの寸法を測ります。
これをもとにして、エクセル画面上でシートや床板のシールを作ります。
カラーはネット記事などを参考にしています。東武を利用する機会が非常に少ないので、実車の色とは少々異なっているかも知れませんが、雰囲気重視ということで妥協しています。
はがき大のシートにプリントアウトしたものが以下の写真のものです。
これをデザインナイフで綺麗に切って貼り付けるだけなので、誰でも簡単に作業することができます。
まずは、一番簡単な動力車から。
分解した状態がこんな状態です。
カトー純正の室内灯を支えるためのツノが邪魔になるのですべてカットします。
スッキリしましたが、もうこれで純正室内灯を付けることはできません。
この状態に床板やシートのシールを貼った状態。
ほぼまっ平なので、簡単に貼れます。シルバーシートも一応色分けしてみました。
同じ要領で、Mなしの中間車も施工。
こちらは立体的な造形なので、自作シールの効果がよくわかります。
やや面倒なのは先頭車。今回、6両中4両が先頭車なので面倒です。
ヘッドライトユニットへの集電やスイッチの関係で床板に凹凸があるため、手間がかかります。
まあ、それでも時間をかけて落ちついて貼れば、このような状態になります。
室内灯を付けた時の見え方が楽しみになって来ました。
次回に続きます。
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