885系

2018年12月22日 (土)

カトー885系白いソニックに室内灯を付けました

カトーの885系白いソニックに室内灯を付けてみました。
この車両は、JR九州が誇る振り子特急列車。
模型でも振り子機構が付いているのは良いですが、どうしても集電不良になりやすいような気がしてこれまで室内灯を付けていませんでした。
今回使用したのは、カトーの現行仕様の室内灯。この車両が発された時期はまだ、旧タイプの室内灯でした。従って近年発売される車両と室内の形状が若干異なっているため現行の室内灯は少々取り付けにくいものとなっています。
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集電パーツは、通常であれば水平に差し込めばよいものなのですが、そのままでは最後まで入ってくれませんでした。
車体部分のねじを緩めて差し込まないと奥まで入ってくれません。
肝心なLED部分についても集電パーツとの接触部分がややきつすぎのようです。
ここまでやって、テープLEDの自作室内灯にしたほうが良かったかなと少々後悔する羽目に。
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室内灯を設置し終えて試運転!
ん、ほとんど光っているのが分からない。
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照明を消すとこんな感じになるので、確かに光っています。
カトーの室内灯は以前より明るくなったとは言え、やや暗めであることには変わりません。
なおかつ、885系の窓ガラスの色が暗いので、よほど明るい光源でない限り、昼間では光っているようには見えないのでしょう。
しかも、恐れていたように走行中によくチラつきます。
線路の状態は良好なので、車輪または車体側の集電経路に問題があるのでしょう。
同じ885系のかもめに付けたコンデンサー付きの室内灯にしたほうが良かったかもしれません。
まあ、とりあえず雰囲気が少し向上したということでヨシとした方が良いのかも知れませんね。

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2018年3月 6日 (火)

室内灯もここまで来たか・・・

キハ283のリニューアル工事の合間を縫って、JR九州の885系に室内灯を組み込みました。
全車に付け終わって試しに点灯してみました。
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ん?
キハ283のテープLEDに比べると照度が弱いように感じます。
 
そこで、部屋の照明を落としてみますと・・・
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今度は、光っているのがはっきりとわかりました!
でも、やはりテープLEDより照度が低いのは明らかなようです。
しかしながら、よく見てみればテープLEDが明るすぎるだけのようにも感じます。
885系に付けた室内灯は後ほど説明しますがテープLEDではない新型のもの。
実感味のあるお上品な見栄えを目指したのだと理解しましょう。
 
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部屋の明かりのあるところでアップで見比べるとこの通りで、キハ283は明らかに明るすぎかと思います。
 
点灯試験も終えたのでケースに保管しましょう、ということで片付けの最中です。
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よーく見てください。
どこかおかしいことに気付きましたでしょうか?
レールから外したはずの車両の室内灯が光っています。
ですが、手品ではありません。
 
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部屋のライトを暗転させるとよくわかります。
ケースの中に入れても、しばらくはこのように光っております。
 
「新世代室内灯」というこの製品。
私がよくお世話になっている、美軌模型さんから最近発売となった新製品です。
室内灯の基盤に大容量のコンデンサーが付いており、電源をオフにしてもしばらくは蓄電効果により点灯し続けるという代物です。
仮に、通電状態が悪いレイアウトであったとしても、しばらく走行させれば充電完了となり、無電区間に入ったとしてもしばらくは室内灯が消えることはありません。
列車を走らせていて、昔の地下鉄のようにパッと一瞬消えてしまうあの嫌な現象とオサラバできるのです。
純正品の室内灯だと、カトーのものはパチパチと消えてしまう機会が非常に多いように感じます。
特に振り子機構の車両にその傾向が強いように感じられ、885系やキハ283系も例外ではありませんでした。
今回は実験的に885系に取り付け走行させてみましたが、パチパチと室内灯が消えることは一切なくなりました。大成功です!
正しヘッドライトやテールライトは以前のようにパチパチと消えることがありますが、これはこの製品のせいではありません。
 
少々お値段は高くなってしまいますが、試してみる価値がある製品だと思います。
白色の他に黄色の製品もありますので、色々な車種に対応できるはず。
特に思い入れのある車両達に取り付けて、夜汽車の雰囲気を楽しむのに良い製品かも知れません。
今後も、集電性に難があるにもかかわらずお気に入りとなっている車両を中心に、この室内灯を取り付けてみたいと思います。
 
 

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