西武9000系

2015年8月31日 (月)

西武9000系をちょっとだけ何とかする(その5:最終回)

8月も今日で終わりです。長い夏休みが終わって、明日からの通勤電車にアホな学生達が戻ってくると思うと気が滅入ります。

さて、1月から作業を開始しました西武9000系をちょっとだけ何とかする企画ですが、昨日やっと予定の作業を完了させることができました!「ちょっとだけ」のはずが8か月かかりました。ホントに長かったです。

まず着工前をご覧ください。ピカピカの1年生!の雰囲気。汚れを知らない子供の様だった車両達でしたが・・・

Dsc03806



8か月後にはこんなに汚れたお姿になってしまいました!
Img_0985


写真の露出の関係で、必ずしも色加減を正しく比較している写真ではないのですが、汚れ方の雰囲気はよくわかっていただけると思います。屋根上のウェザリングも効果的ですが、貫通幌の有無と扉の銀塗装もかなり効果的です。

横から見ると、こんな感じや
Img_0989_2

こんな感じに仕上がっています。
Img_0999_2

カトーのカプラーはコスパ最高です。交換するだけで見た目がグッとよくなります。乗務員扉の下には銀河モデルの乗降用梯子を付けてみました。本当は西武用の排障器も付けたかったのですが、梯子とぶつかるので却下しました。まあ、付けたところでスカートの陰に隠れて正面からはほとんど見えませんけどね。
今回は側面の扉付近にスミ入れを行ってみました。実車でもよくあるドア周りの汚れですね。走行する際にドアの段差で渦が巻くのでしょう。その結果、ほこりが付いてしまうのだと思います。凹んでいるから、洗車機でも汚れが落ちにくいのかも知れませんね。この汚れを、薄いグレーのスミ入れ塗料で再現してみましたが、写真ではよく見えないのが非常に残念。
写真ではわかりにくいかも知れませんが、下回りも汚しました。西武の新車はグレー塗装の下回りなのですが、走行を重ねると黒に近いグレーにアカサビ色が混じった何とも言えない色になります。新車のグレーとはかけ離れた色具合ですから、これを目標に汚してみましたが、これが本当に難しい。というより、正解がないんですね。毎日電車を観察しましたが、同じ編成でも各車両ごとに汚れ方なんてマチマチなんです。それに気が付いたんで見本の写真を見つつ、テキトーな色に汚してあります。ですから、10両バラバラな汚れ方になっています。

上から見ても下から見ても横から見ても何とか鑑賞に堪える、ようにしたつもりのこの車両。貸レイアウトに持っていくのが楽しみな車両です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月18日 (土)

西武9000系をちょっとだけ何とかする(その4)

 せっかくの3連休は初日から雨です。西日本の方は台風でとんでもないことになっているけど、幸いにして埼玉はそれなりに雨が降っただけでした。でもジメジメしてカビが生えてきそう。当然レイアウトも進める気がしないので、車両いじりを進めたのでした。

Img_0731

 難しい話は抜きということで。見てのとおりです。左から7両目まで、屋根の汚しが進みました。今日は中間の3両を施工しました。右の6両については、実車のごとくベンチレーターを銀色に塗装してみました。ウェザリングしてしまうと、プラ地のグレーにウェザリングした、左の4両と殆ど同じ仕上がりで、遠目には気が付きません。まあ、これもやってみなければわからないことなので仕方なしと言ったところでしょうかね。
 やっぱりこうやって見ると、汚れている車両の方が、なんとなく現実感が有っていいような気がします。完成したら、レンタルレイアウトに持っていって、思いっきり走らせたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月21日 (日)

西武9000系をちょっとだけなんとかする(その3)

 あれから5か月。1月に着手した西武9000系をちょっとだけなんとかする企画。レイアウト製作をちょっとだけ止めて、やっと少し進展しました。
 おもちゃみたいな外観を効率良くそれらしく見せるには屋根のウェザリングが一番だと勝手に思い込んでいる私。今回も久々にやってみました。
 用意するのは、タミヤのウェザリングマスターのみ。しかも今回使うのはほぼ真ん中のガンメタだけというお手軽作業です。

まず着手まえの状態を確認。ベンチレーターとクーラーはすでにスミイレをして汚してあります。
Img_0646

ベンチレーターやクーラーは邪魔になるのでいったん撤去。屋根全体を万遍なくではなく、ややまだらになるようにウェザリングマスターをこすりつけます。汚れ具合は駅で実物の電車を確認するのが一番勉強になります。今回は、クーラー、ベンチレーター、パンタ周りを重点的に汚します。
Img_0647

ざっと汚した先頭車と未施工の車両を比較しています。どっちが本物らしく見えるかの判断は皆さんにお任せしますが、その差は歴然としていることだけはお分かりいただけると思います。
Img_0648

とりあえず4両目まで完了。ベンチレーターが思ったよりも白っぽくなってしまったので、ウェザリングマスターを塗って少し暗い色になるようにしました。パンタの汚しは今後行う予定です。
Img_0650

毎朝所沢駅で見かける車両達の屋根はほぼ黒っぽく汚れています。昔の電車は茶色い赤錆も屋根に結構ついていたような気がしますが、最近は黒っぽいですね。理由はわかりません。今回使ったのはガンメタなので、少し艶が入りますが、スミ色のウェザリングマスターもありますので、艶消しがいい方はこちらを使ってもよいでしょう。
超簡単で、コストも非常に安く、気に入らなければ何回でもやり直しができるこの方法。私はとてもお気に入りです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年1月31日 (土)

西武9000系をちょっとだけなんとかする(その2)

 私の中では【完成品キット】と考えている、西武9000系。前回はベンチレーターやクーラーの塗装や戸当りゴムの塗装を行いました。これだけでも少しは見栄えがするようになるのですが、ベンチレーターにはもう少し手を入れてみたいと思います。
 西武の箱型ベンチレーターには特徴がありまして、進行方向の左右どちらか片側だけに大きな換気口が開いています。空気の吸出し口ということで、常に汚れておりまして遠めに見ると、グレーを通り超えて黒く見えます。
Dsc03831
【西武9000系の箱型ベンチレータ】


 そんな実物に対して、製品はといえば・・・、ただのプラ成形で彫刻もされていませんから実感的ではないですね。これはGMだけでなく、カトーにもマイクロにもいえることなんで、それらの製品にも応用できる換気口の表現方法を試してみました。ひとつひとつマスキングして塗り分けるのも一つの方法なんでしょうけど、私はやる気になりません。そこで、黒いシールを作って貼ってみます。
Dsc03861

一応、黒・ダークグレー・ライトグレーと3色作ってみましたが、黒ですね、やっぱり。プリンターによって色合いが異なるでしょうから、この辺は現物合わせになります。
 シールは、パソコン+プリンターで作ったもの。シール紙は量販店で売っている汎用品(紙製)で十分です。真っ黒に印刷しますが、艶のない用紙を選択することだけ間違いないようにする必要があります。

 コレを細かく切ってひたすら貼り続けるだけの作業です。若干肩はこりますが、マスキングの手間を考えたらこちらのほうが楽な気がします。1日1両ペースで頑張ってみませんか?
 出来上がりはこんな感じになり、明らかに見た目が違うのがわかりますよね、多分。
Dsc03864

写真ではわかりませんが、反対側の2個の箱ベンにもちゃんとシールを貼り付けています。10両ありますから、急がずのんびりやろうと思います。

ブログ村に参加しています!

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ
にほんブログ村href="http://railroad.blogmura.com/railroad_mokei/ranking.html" target="_blank">にほんブログ村にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年1月12日 (月)

西武9000系をちょっとだけ何とかする(その1)

久々に「何とかする」シリーズの登場です。

これまでにも、183系DC・EC、103系、キハ22等色々やってきましたが、ついに西武の電車にも魔の手が及ぶことになりました。早い話が、【見てくれ】をもう少し何とかしたいんです!小さなことは気にしない、という大きな心をお持ちの方々にはどうでもよい話なんでしょうけどね。ファンとしては少しこだわりを持ちたいものです。「同じ製品でも、俺のは一味違うんだよ!」という気持ちを表現できればよいと思います!

今回のお題目は、入線したばかりのレッドラッキートレインです。立派な【完成品】としてこの製品を扱うのは疑問符が付きますが、立派な【素材】として考えるなら値段以外の点はほぼ納得いきます。

では具体的に何をするのか?内容をならべてみますと、

①上からの見た目を良くするために、細部の塗装とウェザリングを行う。
②客用ドアの戸当りゴムの塗装を行う。
③下回りの実感味を増すために、ウェザリングを行う。
④運転席下へのタラップの取り付けを行う。
⑤妻部の貫通路扉の銀塗装を行う。また幌を設置する。
⑥その他、気づいたことで簡単にできることは実行する。

まあ、いつもの定番メニューの繰り返しですね。決して難しいことや金額があまりにもかかり過ぎる内容はありませんし、そんなことやるつもりもありません。

では、行ってみましょう!まずは一番簡単に手が出せる②から。

Dsc03820
上:施工完了、下:未施工

一目瞭然です。製品はドアの戸当りゴムに赤いラインが入ったままで、目立ちすぎです。いくらなんでもこれは酷いはず。ちなみに黄色の9000系は銀色のドアの中央に黄色いラインが入って製品化されるはず。そういう会社です、GMさんは。ガンダムマーカーのスミいれふでペンで溝をなぞってめん棒で拭くだけ。靴ズリや上部のドア枠に塗料が回り込むことだけ気をつければ誰でも出来ます。特に白塗装の部分では効果的なのが良くわかると思います。GMさんも、靴ズリの3箇所の細かい突起を銀塗装するぐらいなら、戸当りゴムを最低でも車体色(今回なら上半分を白で)で塗装してくれたほうが、よほどユーザー受けがよいはずなのに・・・。力の入れどころに疑問を感じます。

次は①に関するお話。屋根はグレーで塗装してあり、実車もそんな感じなのでそのままにするとして、問題はベンチレーター。プラスチックの無塗装のままで製品化ですか・・・。他社でもよくあるのです、これも残念な仕上がりです。

Dsc03823
上:塗装後、下:未塗装

言葉で説明するまでもないでしょう。写真のとおりです。西武の箱型ベンチレーターは箱型をしたグロベンの進化型らしく、他社のような押し込み型ではないんだとか。実車の箱型ベンチレーターは、アルミ製なんでしょうか。クーラーと同じような銀色をしていますが、経年の汚れで現状は屋根よりも濃い灰色といった感じになっています。新車当時の艶なんてほとんど感じることができません。ということで、今回は箱型ベンチレーターの銀塗装はやめて、そのまま汚してしまいました。ガンダムマーカーの黒とグレーを使ってみました。屋根から外したベンチレーターに、進行方向のメッシュの部分には黒を、横と上の部分にはグレーを塗ってめん棒で適宜ふき取るだけ。これでプラスチッキーなもとの状態から脱することができました。ちなみに、クーラーのメッシュ部分にもグレーでウェザリングをしてみました。メリハリが付きます。

西武の箱型ベンチレーターに詳しい方なら、コレだけでは物足りないですよね。私もそう感じます。なんで、彫刻で「アレ」が表現されていないのか理解できないんですが、とにかく肝心なものが表現されていないんですね。(これがないと、西武の箱型ベンチレーターとしての構造が成り立たないのです。)これについては、私なりに考えがありましていずれその内容を報告できると考えております。今はそのための材料を探しております。

つづく・・・。

ブログ村に参加しております!

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへにほんブログ村にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年1月 8日 (木)

西武9000系入線

以前、予告しましたとおり、年末に西武9000系が入線しました。
Dsc03806
GM製の10両フルセットなので、高いのです!この値段で買う価値があるかは、はなはだ疑問ですが、買っちゃいました。本来西武9000系は2000系と同じく黄色なんですが、この第3編成は京急コラボでレッドラッキートレインに変装中です。話題性があるんで、本家の黄色より早い製品化となりました。さてその中身は・・・。

Dsc03807_2

顔面どアップから。悪くない、一部を除いてはね。正面から見ると判りにくいけど。行先や種別は印刷済み。ただし正面だけ。側面用のシールは付属していない。メーカー推奨のシールを持っていたので付けようとしてびっくり!なんと2両分しか印刷されていないのだ。いくら金を貢がせるつもりなんだろう?

Dsc03809
横から見ると笑えるもどダメなんだよね・・・。新2000系の時もそうだったけど、前面通路脇の手摺の表現が印刷だけなの。コレ、新2000系のキットだと金属パーツが付いているんですよ。だからとても立体的だった。コスト重視でこうなったんだろうけど、同じメーカーの製品だけにもったいない気がすします。さらにダメだしは続きまして、側面ドアの真ん中付近の赤い線は何?ユーザーで黒く塗ってHゴムを表現してくださいということなんでしょうか?せめて白色が塗ってあるならわかるけど、単なる塗料の出し惜しみとしか思えませんね。さらにその両脇にある戸袋窓の仮閉鎖の表現・・・。窓枠に赤い部分がミエミエ。白い塗料、そんなに値段が高いのですか?表面しか塗っていないからこんなことになるんです。もう少し見栄えを考えて欲しいものです。そんな中でも、いいねと思ったのは、ドアの靴ずりの銀色。普通は一直線に塗られるだけだけど、なぜか実車と同じく3点細かく表現してますね。こんなところに拘らないで、もっと大きいところを正確に塗って欲しいよ!

Dsc03811
屋根・パンタまわりはこんな感じ。あっさりしてますね。新2000系との違いは、ランボードが全長に伸びたこと。GMが苦手とする細かいパンタまわりのランボードの表現をする必要がないわけです。世紀の駄作の西武新2000系と比べると、よくまとまって見えます。

Dsc03812
最後に、似て非なる西武新2000系と比較を。車体が赤か黄色かの違いです・・・。嘘です。模型的には屋根が違います。車体は一緒。床下機器が違います。先頭車の電連があるのが新2000でないのが9000。前面手摺が黒いのが9000で銀が新2000です。まだあるけど、大きな違いはそんなところでしょうか。
実際の9000系はどんな電車なのか?簡単に説明すると、新2000系の車体に101系足回りを加えた車両。だけど内装は6000系・・・。という寄せ集めの車両です。ちなみに当初101系ゆずりだった抵抗制御は現在20000系なみのVVVFインバータ制御に交換されていて省エネ電車の仲間入りをしたのでした。で、ヘッドマークが付いているのです。全車10両編成で、池袋線の地上線の優等列車の代表として活躍中です。多分、西武で最後まで残る黄色い電車になるんだと思います。
模型の出来は、それなりです。細かいことを気にする人は買ってはいけません。遠くから眺めれば何も問題ない製品です。走行性能は過去のGM2モーター車と何ら変わりません。ただ、10両編成でも3%、R300の連続勾配をらくらく登りきるのは大したものだと思います。室内灯は付けずに、このままの状態で楽しみたいと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (1)