トミックス485系が不調になりました
数年前に購入した485系RED EXPを室内灯取り付けのために久々に引っ張り出してきたのですが、
レイアウトを数周回っただけで動かなくなり、パワーパックに赤ランプが灯りました!
こいつがその動力車。まあ、とりあえず分解清掃してみましょう。
分解前から予想はしていたのですが、粗悪な中華油がコッテリです。
この夏の暑さもあって、あちこちで溶けて流れ出してしまっていました。
更に分解してみましょう。
モーターとシャフトを取り出してみました。
シャフトの周りに白っぽく見えるのがグリス。
ここまで塗りたくる必要があるのだろうか?
カトーの動力を分解しても、こんなにグリスが付いていることはないと思うのですが、
何のために付けているのやらさっぱり不明です。
あまりにもはみ出し過ぎているグリスはすべて除去。
座面裏に付いた集電金具にもグリスべったりだったので、綺麗にふき取り接点改良剤を塗布しておきました。
これで組みなおせば走るはず…。
結果は良好で、新車の走りが蘇りました!グリスを除去しても異音も発生しませんし、ギクシャクした動きもありません。
過去の経験からも、トミックスとマイクロエースの車両は夏を過ぎると調子が悪くなる傾向がありました。
車両の保管場所にもよるのかも知れませんが、暑さでグリスが溶けだし、それが電気的に良くないのではないかと思います。
この辺、もう少しメーカーの方でも考えて欲しいものです。
この車両への室内灯の取り付けの話は、諸般の事情で別の機会にいたします。
時間が余ってしまったので、はこだてライナーに手を加えました。
連結器をTNに全車交換し、室内灯を取り付けました。
この写真では室内灯が点灯しているかわかりにくいですが点灯しています。
室内灯にはグランライトプレミアムの白色を採用しました。
点灯モードの切り替えがあり、明るさをH・Lの2段階で切り替えることができます。
実車の明るさを考えるとLモードが適しているようで、私もこちらの方が明るすぎないため好んで採用しています。
レンタルレイアウトなどで、室内灯の存在を強調したい場合にはHモードにすればよいので、その時の気分で使い分けが可能です。
組み込み手間は多少増えますが、純正品に比べ安価であること、室内の隅々まで照らせること、コンデンサー付きでちらつきが少ないこと、明暗切り替えが可能などの利点を考えると、私のもとでは今後この室内灯が主力になっていくのかなと感じています。
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