115系

2020年3月 1日 (日)

KATO旧115系をもっと可愛がる

コロナウイルス、不安ですね。

身の回りにかかった人はいないけれど、毎日都内まで通勤する者としては毎日が不安です。

 

そんなことはさておき、KATOさんの旧115系をもっといじってみました。

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今回のネタは、屋根の上のベンチレーターです。

KATOさんお得意の屋根と一体の手抜き加工です。

コストダウンを考えると仕方ないことなのかも知れませんが、見た目的にもここは妥協して欲しくなかった所です。

これまでに、全車箱型ベンチレーターの塗装を行い上の写真のような状態になっています。

多少はメリハリがついた見た目になっているとは思いますが、やはりイマイチですね。

そこで、実験的な意味もあるのですが付属編成のベンチレーターを交換してみることにしました。

屋根を車体から取りはずして、箱型ベンチレーターをニッパーでむしり取ります。

表面を板ヤスリで丁寧に削って整え、屋根をグレーで塗装します。

ベンチレーターが付いていた部分に穴が開いたままになりますが、そのまま放置。

KATOさんからサロ111用のベンチレーターが分売されていますので、これをゴム系接着剤で接着した状態が下の写真です。

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いいんじゃない、これで。

車体に乗せてみるとどうなるか?

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ベンチレーター下の隙間がイイですね。

この隙間だけは、一体成型のままではどうにもなりませんかね。

4両編成を組んでみます。

加工途中の状態ですが、どの車両のベンチレーターが交換済みかわかるでしょうか?

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正解は、1番左の車両以外の3両がベンチレーター交換済みです。

ぱっと上から見る限りは、最新仕様の車両とあまり差はないような気がします。

惜しまれるのは、屋根のグレー塗装の色が明るすぎたこと。

もう少し暗めのグレーにすればさらに立体感が増したと思われます。

 

このあとすぐに、一番左の車両のベンチレーターも交換しました。

残るは基本編成の7両です。

施工完了となるのはいつになることか…。

 

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2020年2月 8日 (土)

KATO旧115系をさらに可愛がる

年末にブログを更新して以来、更新が途絶えたまま1月が終了していました。

仕事もさほど忙しかったわけではないのですが、その分昨年できなかった模型いじりに精を出しておりました。

ここしばらくいじり続けているKATO旧115系ですが、さらに進化しました。

色々調べたところによると、高崎線の115系は上野方から7+4+4両の最大15連で運用されていたようです。

今回再現するのは7+4の11連です。

しかも付属4連はサハとクモハが入った上野近辺ではあまり見かけなかった編成です。

写真や動画を見る限り、高崎方となる先頭車に貫通幌とジャンパー線が付いていますのでこれを表現してみました。

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高崎方の先頭車となるクモハ115です。

加工は簡単で、貫通幌は手元に余っていた幌をゴム系接着剤で接着しました。

ジャンパー線は、近年カトーから分売されているパーツを使う手もありますが、今回は車体側についている3つの栓を活かし、これにピンバイスでΦ0.3㎜の孔を開けてステンレス線をぶら下げ接着しました。

とりあえずここまで加工が済んだ状態が上の写真です。

 

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ステンレス線の固着後、実物の写真を参考にしてステンレス線を曲げて黒く塗装すれば出来上がり。

ジャンパー線の長さが揃っていないところはご愛敬ということで…。

コレだけでもグッと雰囲気が良くなるものです。

4両の先頭車を並べてみました。

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左が上野方の先頭車、右側が高崎方の先頭車になるよう、順番に並べています。

細かなことを言うと、左と左から3番目の先頭車の栓は必要ありませんので、削り取るのが正解です。

緑色の塗料が手元になかったので、現時点では未施工となっています。

中間に閉じ込められる基本7両編成の先頭車にも貫通幌を取り付けています。

しかし、ジャンパー線はカーブで障害となるため取り付けていません。

ヘッドライトについても、中間に来る2両についてはLED化せず豆電球のままです。

上野方先頭車の屋根はウエザリングを濃い目にしています。

屋根の緑色の部分が他車と違って汚れています。

行き先表示のあるなしなども加わって、4車4様の顔付きになりました。

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この時代のカトーの115系は先頭車同士を連結するのに台車の交換が必要となります。

さらに台車側にスカートを取り付けて、カーブでスカートも首を振るという完全に昭和の仕様…。

機能性に徹する考えとしては間違いではないと思うのですが、令和の世にさすがにそれはどうなんでしょう?

ということで、手元にあったトミックスのTNカプラーに無理やり換装してみました。

結果は上の写真のとおりで、結構いい感じに連結できています。

というより、模型としては間隔が狭すぎか?と思えるほどになりました。

反対側の先頭車にも幌を付けていたら完全にアウトでしたね。

両面テープとゴム系接着剤を併用して無理やり取り付けたTNカプラーですが、今のところ強度的にも問題ないようです。

完成したわけではありませんが、11連としてレイアウトデビューさせてみました。

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屋根を汚した手前の7連と綺麗なままの奥の4連の違いが目立ちます。

それにしても、11連は長いです。

11連ですが、1モーターで難なく勾配を登り切りますから、古い製品とは言っても当時のカトー製品の動力性は素晴らしいと思います。

まだまだ進化するカトーの旧115系。

近年の仕様には遠く及びませんが、どこまで寄せられるかな?

引き続き、もうちょっと頑張ってみたいと思います。

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2019年12月31日 (火)

KATO旧115系を可愛がる

気が付けば今年も今日で終わりです。

11月中旬まで忙しすぎた私は、1年ぶりに10連休というまともな休暇を楽しんでおります。

実は1年数か月前にやりかけの作業がありました。

それがKATO旧115系の再生作業でした。

基本編成の屋根の塗装あたりまでは済んでいたのですが、諸般の事情があり作業中状態が続いていました。

12月初旬から、少しですが作業を復活させてみました。

この製品でまず気に入らないのはヘッドライトの暗さ。

正真正銘の豆電球ですから仕方ないのですが、色々なメーカーからLEDタイプのヘッドライトユニットが発売されていますので換装してみました。結果は下の写真の通りです。

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左が換装後、右は豆電球のまま。

肉眼で見ると、写真以上の見栄えの差があります。

続いては、ドア下の靴ズリの塗装と戸袋窓および側ドア窓縁のグレー塗装を行いました。

旧製品の中でも初期の製品は、戸袋も側ドア窓も縁が銀塗装になっており不自然なんです。

これを削り落としてグレー塗装したものがしたの写真。

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目立つところでは何のですが、よく見るとわかります。

それより目立つのは、ドアの靴ズリの銀塗装ですね。

トミックス以外では塗装されているのがほぼ標準仕様というこのご時世です。

このグレー塗装と銀塗装については、ガンダムマーカーを使用しました。

匂いが控えめで大変助かります。

 

続いて内部の塗装を室内灯の設置とセットで行いました。

室内の配色については、ネット上に散見される写真と自分のいい加減な記憶をあてにしております。

そのため、正確ではありません。あくまでも自己満足の世界です。

が、基本的には落成時の室内の雰囲気に近づけたいと思っております。

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上の写真のように、テキトーに塗装しています。

室内灯を点灯した時に目立つのは座席と床のはず。

特に座席は目立つので、極論から言えば座席さえそれなりに塗装してあれば雰囲気はつかめるはずなんです。

車体を被せて室内灯を点灯させると下の写真のような感じになりました。

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いいんじゃないか、これで。と、勝手に自己満足の世界に浸る私。

ちなみに、床はグレー、座席はブルー、座席側面背面はよもぎ色を使用しました。

床と座席の塗装には、ここでもガンダムマーカーを使用しました。

塗装のにじみがあったところで、ほとんどの人には分かりませんからね。

雰囲気重視ならこれで十分だと割り切っています。

忘れましたが、室内灯はグランライトプレミアムのナチュラルホワイトを使用しています。

H・Lの切り替えが可能ですが、実車の雰囲気を重視して通常はL(減光)側にしています。

レンタルレイアウトなどの場で自己主張をしたい時にはH側に切り替えればイイやと思っておりますが、その機会があるかは不明です。

これを夜景で見ると、下のような感じです。

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写真ではわかりにくいのですが、明るすぎない雰囲気が大変気に入っております。

Nゲージの室内灯はLED化された時にかなり明るくなってしまいました。

私もそれが正しいものとばかりずっと思っていたのですが、ここ数年電車通勤をするようになってそれが間違いであることに気付きました。

メーカーなどから発売されている室内灯は明るすぎです。

実車であんなに明かすくされたら、眩しくて乗っていられたものではないでしょうね。

私が理想とする室内灯は、日中の走行であれが『少し室内が明るいかな』と外から眺めてギリギリわかる程度で、夜間走行ではきちんと明るいことが分かるぐらいの照度です。

この点、グランライトプレミアムは丁度よいと思っており、最近はこの室内灯を好んで使いようになりました。

 

とまあ、年内は115系7両基本編成の工作で精いっぱいです。その他にも夢空間再生も並行してやっております。

115系については、付属4両も残っているのですが、こちらは年明けのお楽しみとしておきます。

 

とりとめのないお話にお付き合いいただきありがとうございました。

皆さんも、どうぞよいお年をお迎えください。

 

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