50系5000番台

2022年11月23日 (水)

トミックス  50系5000番台の整備(その2)

50系5000番台の整備を進めます。

車内の塗装の続きです。 
床とシートを筆塗りしたあとは、シートカバーとひじ掛けの塗装をおこないます。
シートカバーは白、ひじ掛けにはグレーを塗ることになりますが、今回はガンダムカラーを使用しました。

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筆塗りより簡単な気がします。ですが、ホワイトは隠蔽力が低いためなのか、2度塗りが必要でした。
ひじ掛けは目立たないので、気になる人は塗ればよい、というレベルですかね。

そして今回車体をバラして気になったのですが、車体の内面側がブルーになっています。
車体色は塗装しているのではなく、ブルーの材料で成型されているのですね。トミックス製品にはよくあるパターンです。
車内の側板が青いため、このまま室内灯を付けると見た目がすごく不自然なんです。
何となく、青っぽくなってしまって現実味がない感じになってしまいます。
そこで、窓から見える範囲の側板になる部分を少しだけ実物に近付けてみました。
実車の側板の色はアイボリー系のようなので、とりあえずガンダムカラーの白を上の写真のように窓ガラス板に塗ってみました。
結構簡単にできますが、窓ガラスの部分にはみ出ないよう注意が必要です。

これを車体に戻して、室内灯を取り付けます。

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青いはずの側板部が白くなっているのが分かります。
室内灯には、グランライトプレミアムのナチュラルホワイトを減光側で使用しています。
天井部に製品の両面テープでべったりと貼り付けています。集電方法は、スプリングを用いたトミックス方式としましたが、見た目の点から私はどうにもこの方式は好きになれません。
今回もオハはカトー方式の集電方法を採用することが出来そうでしたが、上の写真のようにオハフはカトー方式では出来そうにありません。
自分の技量を考慮して全車トミックス方式の集電方法を採用しました。

組み上げて点灯してみます。まずは、昼間の状態から。

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白いシートカバーが目立ちます。窓間の側板が白く塗ってあるのも効果的なようです。
塗り残しの部分がちょっと目立っているような・・・。
それ以上に目立つのは、集電用のスプリング。黒く塗ろうが、何をしようがコイツは目立ちます。
オハだけでもカトー方式にしたほうがよかったかなあ、とちょっと後悔しています。

続いて夜景。

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スプリングがさらに目立つことに。でもそこは見ないことにしよう。
側板の塗装がとても効果的だと思います。車内の暖かい雰囲気が出ていてイイような気がします。

編成に仕立てて、いつもの場所で記念写真!
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まあまあの見栄えになりました。
今回は取り合えず整備完了とします。

が、問題発生です!

新車のはずのED76の走行が不調です!
走行中、突然停止を繰り返し、最後は赤ランプで完全停止。
少々時間をおくと復活して、また同じことの繰り返し。
完全にM-9モーターと同じ症状なんですけど、これM-13になっても結局改善されていないみたいです。
私の個体だけがハズレなのか?みなさんのED76のご機嫌は如何でしょうか?

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2022年11月20日 (日)

トミックス  50系5000番台の整備(その1)

やっと入線したトミックスの50系5000番台ですが、気になるところが多々あるので、それらを解消していくことにします。

まずは、定番のカプラー交換。定石通りTNに換装したいところですが、TNは非常に高価。今回は予算重視ということで、カトーカプラーに交換することにしました。このカプラーの良い点は、安いこと。そしてジャンパー線が表現されていることでしょうか。逆に悪い点は、トミックスの車両に付けるのに難があること。コレはメーカーが違うので仕方ない話ですね。

ではやってみます。
組み立てたカプラーですが、このままでは車間が広いままになってしまうので、根元の部分をカプラーがバラバラになる限界まで削り落とします。

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カプラーポケットにカプラーはめ込みますが、この際に余っているプラ板などを写真のように詰め込んで、カプラーを車体中央側に引っ込ませます。台車とカプラーの遊びがなくなり、カプラーは台車にガチガチの状態で固定されてしまいますが、実用上まったく問題ありません。

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実際に連結して、加工前と比較してみます。
写真の上の車両はカプラー加工前の状態。対して下の車両は加工後のもの。1㎜ぐらいは車間を詰めることができたのではないでしょうか?
たかが1㎜、されど1㎜。どう感じるかはあなた次第という話ですが、ソコソコ効果はあったと感じています。

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続いて、車内の塗装を行います。窓が大きい分、この車両は車内の様子が目立つのです。
分解するとこのとおり、クリーム色単一色で整形された内装となっています。窓からイスがずらっと並んで見えるのは壮観なのですが、現実と違い過ぎる色遣いは不自然です。これを実車に似せた感じで着色していきます。

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今回は、筆塗りで頑張って塗装してみました。
YouTube、雑誌、ネット記事などを参考にして、車内の配色を確認してみました。
床は濃い目の茶色のようでリノリウム甲板色としました。シートのモケットは柄付きのものですが、柄の部分の再現はスルーして全体的な雰囲気を木甲板色を使用してみました。

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素人の筆塗りですからね、塗りムラやはみだしなど多々ありますが、あまり細かいことは気にせずに作業を進めます。
細かい作業をすることで、集中力の鍛錬と認知症予防に少しでも役立てばよい、ぐらいの気持ちでやっています。
6両、同じ作業を繰り返すことになります。

次回に続きます。

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2022年10月 3日 (月)

トミックスのED76-551と50系5000番台が入線しました 

快速海峡、やっと揃いました。

7月初めごろに手元に届いてはいたのですが、、御存じのとおりED76がリコール。

手元の車両もひさしが折れており、メーカーに送り返しておりました。

やっと手元に戻って来たので入線整備を行いました。

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ED76-551を見てみます。

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よい面構えです。ヘッドマークは付属の物を付けました。

特徴は、何と言っても下半分がグレーの塗装。

たった1両だけ青函トンネル仕様に改造されてしまったからこんな塗装になってしまったのでしょうか?

理由はともあれ、目立つ存在であることには間違いありません。

手元にはカトーのED76-500もいるので、今度じっくりと違いを比べてみたいと思います。

側面はこんな感じ。

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中間台車の上がスカスカ気味です。実車の構造上仕方ないのかも知れません。

カプラーを付け替える際に車体を分解しましたが、再組立てした際に下回りが非常に外れやすいことに気付きました。

車両を持ち上げる時に、油断していると下回りが落下してしまいそうな感じがします。

いつもなら、もう少しカチッとハマる気がするのですが、こそ車両は取り扱い要注意のようです。

続いて、客車を見てみます。

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50系客車も、塗装と窓の改造で大きく見栄えが変わるものです。

レッドトレインからブルートレインもどきになってしまうんですね。

青の塗装はマイクロエースより明るめ。登場時から日に焼けたらこんな感じになりました、という所でしょうか。

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テールライトは、車端の両側が光ります。片側だけ光ればよいような気がします。

所属標記類は何も表現なし。他のモデルでは、細かなインレタが付属するものもあります。

ちょっとモデルによって表現力の落差が大きすぎるような気がして残念です。

インレタの『Gマーク』って何でしょう?お好みで付けて下さい、とありますが、どこに付けてよいのかわかりませんでした。

不親切なのは相変わらずのようです。

片側のオハフには、当初からダミーカプラーが付いています。

ですが、座席の向きを考えるとこちら側にダミーカプラーが付いているのはおかしいのです。

こちら側に機関車を付ける仕様なのに、なぜダミーカプラーを付けて販売するの?

反対側のオハフにわざわざ付け替えさせるのは、ユーザーに不便をさせているだけだと思うのですが。

カプラーは、機関車と連結する側のみTNに交換し、中間部はカトーカプラーNに交換しました。

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交換前から気になってはいたのですが、車間が異様に広い!カトーカプラーで少し狭くなったのかも知れないけれど、広い!

コレはTNにしろ!とメーカーから強制されているのでしょうか?それとも、カトーの貨物用の短めのカプラーにするのが良いのか?

悩むところです。

更に個人的に気になる点ですが、車内が真っ白である点。

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窓が大きいので目立ちます。室内灯入れたら、悲劇的に目立つことでしょう。

実車は確か新幹線の座席を取り付けていたような気がします。

実車は茶系統のシートに白いヘッドカバーを掛けた状態のはずなので、模型は印象が全く異なります。

時間を見つけて塗装することになるんでしょうね、多分。

 

まあ、色々といじり甲斐のある車両であることには間違いないようです。

年末に向けて、楽しめそうな題材ができたということにしておきましょう。

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