DD51

2019年11月25日 (月)

トミックスDD51動力換装

動力換装、と言えば聞こえがイイですが、単に『調子悪いからモーター交換!』と言うことです。

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北斗星系牽引用に2両在籍するトミックスのDD51JR北海道カラー。

1両は北斗星JR北海道仕様Ⅱに付属していた車両で、数年後に重連用としてもう一両購入しました。

最初に当初から在籍していたDD51の調子が悪くなりました。

走って止まってを繰り返した挙句ショート、といういつものパターン。

しまいには、完全に動かなくなってしまいました。

続いて2両目も数年後に同じ運命をたどりました。

修理に出そうかなあ、と思ってネットで色々調べると、出るわ出るわの同じ症状…。

この車両で使用されているM-9モーターがどうやら粗悪品らしいですね。

モーター丸ごと洗浄している人や、論文をメーカーに送り付けて戦っている人とか、世の中色々な人たちがいるものです。

電気的知識に疎い私ですが、これでも一応理科系大学卒です。

先に記した欠陥モーターである旨の論文はおそらく内容が正しいのだと思われます。

でも残念ながら、分解して清掃する技術もありません。

今できる最善の策は、分解清掃してダメならモーター交換以外には考えられませんでした。

そこでまず分解。

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先日の485系もひどかったですが、今回も中華油がコッテリ・べっとりです。

ダイキャストの部分を通り越えて、サイドのラジエーター?の部分まで流出している状態でした。

本当にここまでグリス塗って出荷する意味ありますか?トミックスさん!

更に分解してみます。

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シャフト~ウォームギアにかけては悲劇的なコッテリ状態。

これでよく走っていたなあ、と逆に感心してしまいましたよ。

モーターまわりを清掃して、通電テストを行ってみましたが、完全にご臨終でした。

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M-9モーターは、つい先日に2個購入していました。

485系の分解清掃前にイヤな予感がしていたからです。

写真の上のモーターがご臨終のもので、下が新品のモーター。

見た目は変わらないのですけどね。

モーターを変えるついでに、ライトユニットも交換しました。

クリエイト工房の製品で、単に載せ替えるだけの簡単作業!

片側のLEDの数が2灯になっているので、明るくなるはずです。

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2両の整備が終わったところで試運転。

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多少のスピード差はありますが、重連運転は何とかこなしてくれそうです。

連結順序は固定としていますので、先頭に来る車両はライト交換車としています。

トミックスのDD51のライトは本当に暗いですが、写真のように明るくなりました。

機関車の後ろに続くのは特急つばめの13両編成の客車。

北斗星12両より1両多い編成を牽いて坂道を駆け上がりましたから、牽引力も確保されていることも確認できました。

ひとまずは、メデタシと言うことで。

 

今回の教訓。

トミックスのM-9モーターは、想像以上に評判が悪いみたいですね。

数年前にキハ182がダメになった時もM-9モーターで症状が全く一緒でした。

近年の製品に非常に多く使用されているようで、私も多く所有するキハ183系・キハ40系・485系などが該当します。

というより、大半がM-9モーター使用のようです。

ということは、さらに予備のモーターを用意していなければならないということなのでしょうね。

同じトミックスでも昔の製品のモーターは今でも平気で動いています。

見た目は良くなっていますが、性能は退化しているということなのでしょうか?

これなら、競合車種はカトーを購入したほうが安心できるということになってしまいますね。

コアレスモーターがこれからの標準になるみたいだけれど、品質を信用してしてよいものやら…、不安ですね。

 

 

 

 

 

 

 

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2016年9月14日 (水)

DD51をつくる12

いやー、なかなか痺れますなあ。
アオシマのDD51をノンビリと作っているわけなんですけど、やっと台車のひとつが形をなしてきました。
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細かい・・・
基本的には説明書の通りに組み立てているわけなのですが、この説明書は少々曲者ですな。順番を守らない方が組み立てやすかったりすることが多々あるのですから。
それに、作ってわかりますが、プラ成形パーツでこの細かさはさすがにつらいです。
配管類は真ちゅうパーツでもよかったのではないかと思うほど。
私の技量問題もあるのでしょうけれど、形にはなってもブレーキなんてスムーズに動くものではないですよ。塗装もなるべく薄くなるようにしているつもりなのですけどね。
久々のプラモデル製作ですが、色々と奥が深いですなあ・・・。
完成は相当先になりそうです。

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2016年8月20日 (土)

DD51をつくる11

遅れに遅れまくっているDD51製作についてです。

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台枠に、車輪・車軸・ブレーキシリンダー・変速機等を取り付けてみました。

ほぼ説明書に則った組立・塗装を行ったものです。

これでやっと台車らしく見えるようになったのではないかと思います。

意外と面倒だったのは車輪の塗装。コレ、C62の時も結構苦戦したんです。タイヤ部分の銀色と車輪本体部の黒を綺麗に塗分けるのが結構面倒で難しいです。でもまだ、中間台車が残っているのですね。アー嫌だこと。

塗装中に、ブレーキシリンダーが1個屋外に飛んで行ってしまいました。目下捜索中なのですが、見つけられるかチョット不安。

そこで、アオシマにパーツを手配しようとすると、ランナー毎じゃないと注文できないようで、無駄なパーツを頼むのもアホらしいかと。であれば、100均で売っているというお湯でぐにゃぐにゃになる樹脂性粘土での複製を試してみるのも良いのかと思ったりしています。

なくなったシリンダーを探すローラー作戦を明日の日曜に展開する予定です。コレで駄目なら、100均へ直行しようと思います。

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2016年8月16日 (火)

夏休みが強制終了となりました・・・

なんともトホホな、結末です。

17日までの7.5連休だったはずの私の夏休み。

台風7号のおかげで、急遽現場に出勤することとなりました。

事実上の夏休み終了宣言です。

幸いにして今年の夏は何の予定も入れていませんでした。

でも、台風のせいとは言え、緊急出動とは気分的に嫌なものです。

今年の夏休みは、レイアウトより大幅に遅れていたDD51の製作を進める予定だったのです。天気がよかったので、組立・塗装の繰り返しを何度も出来ると思ったから。

コレ、昨日写した写真です。

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両端に来るはずの台車を組み立て始めました。

本当はもう少し作業が進んでいるのですが、この状態以降の写真を写すのを忘れて仕事場に出かけてしまいました。

このモデル、精密な割にはパーティングラインが多く、コレを削り落とすのに多大な時間を要します。ある程度組んでからでないとわからないラインも多く存在し、組んで・バラして・削っての繰り返しなんです。だから、他のモデルに比べて異常なほどに時間がかかるのです。

それに、観てください。本物のバネが台枠に付いてます。説明書には【バネ下の部分がスムーズに上下するように・・・】と書いてあるんですよ。黒塗装をして輪軸の部分をはめてスムーズに上下すると思いますか?台枠にしても輪軸の部分のパーツにしても、塗装の厚みを考慮したような整形にはなっていないのですよ、コレが。塗装はなるべく薄く塗ったつもりなのですが、やはりはめ込んでみると駄目ですね。動かないばかりか、接する部分の塗装が剥げてしまう結果となりました。まあ、走行させることもないですから、剥げた部分をタッチアップして、仮に上下動しなくなったとしても【コレはディスプレイモデルだ!文句あるか!】と言い張ることにしましょう。私の模型製作技術なんてそんなもんです・・・。

それにしても、パーツがとにかく多いモデルです。NスケールのDD51の台車も一体成型とは言えよく出来ているなあ、感心してしまう私にとっては、この細かさは別世界のお話でしかありません。かつて組んだC62も中々なものでしたが、これも負けてはいませんね。

次のブログでは、2台車揃った姿を披露できるかなぁ?

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2016年8月13日 (土)

暑中お見舞い申し上げます

暑いですねえ。
それでも、一時の暑さよりはマシになっているんですけどね。
盆休みに入りまして、それなりに作業を進めています。
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アオシマのDD51については、ようやっと車輪や下回りの組み立てに着手いたしました。
実際に組んでいる方はお分かりかと思いますが、説明書にエラーがありまして、車軸のパーツを探すのが大変でした。まあ、後発の利点と言いますか、メーカーに問い合わせるまでもなく、ネットで調べると先に組み立てた方の指導が色々とありまして大助かりでした。
ラベンダー畑については、写真の状態で本日はギブアップ。これ、結構背中の痛みが激しくなる作業なんです。無理はとにかく禁物です。
盆休み前のことなんですが、久々に新車が入りました!
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首都圏色のキハ46。2両編成です。
取り合えず入線整備を終えた状態で1枚。
左の一般色はバリバリの国鉄仕様なんですが、今回入線のキハ46についてはJR仕様という何とも変な編成となってしまいました。まあ、これも模型ならではということになりますか。
できれば、このキハ46は単品で1両だけ欲しかったです。が、現実はM車と2両セットの販売形式。メーカーのごり押しに負けました。超少数派のこの車両。2両セットで売る必要は全くないと思うのは私だけではないはず。良い製品なのかも知れませんが、無駄な投資は避けたいものですよね・・・。

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2016年8月 7日 (日)

DD51をつくる10

猛暑のため、今日は不要不急の外出を控えております。埼玉とはそういう所です。
超久々ですが、DD51の製作を進めてみました。
1月27日にブログで紹介してから半年以上放置プレイ状態でした。
結論から言いますと、やっとですが下の写真のような状態になりました。
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エンジン2基と液体変速機2基の形が出来上がりました。
デカールを貼っていないので「完成」とは言えませんが、概要はこれでも十分伝わることでしょう。
ここまで作るのに約1年。完成はいつになるのか見当もつかなくなってきました。
以下は、本日走行させたキハ183HET色(とかち)です。
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先日の旧色とは違って爽やかな印象ですね。(背景に夏空が有れば、イイ感じに仕上がったかも…)
先日渡道した際に、数年ぶりにこの車両に乗って来ました。
新函館北斗→函館間の短い区間でスピードを出す間もありませんでしたが、とても懐かしかったです。
数年後にはキハ261系に置き換えられてしまうでしょうから、乗るならお早めにされた方がほいのかも知れませんね。

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2016年4月 5日 (火)

急行利尻が入線しました

数日前に、急行利尻のセットとDD51中期耐寒型が入線しました。どちらもカトーの製品です。

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試運転の様子です。30‰+2000Rの山道を8両編成の利尻を牽引して登ってきました。結構パワフルです。車両の後ろののり面ができたら、さぞ見栄えがすることだろうに、発泡スチロールでは・・・。


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DD51中期耐寒型の一番の特徴はラジエーターカバーが無いことでしょうか。


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横から見た時に黒いラジエーターが良いアクセントになっています。メカニックな感じがして、私は好きですね。DD51って、私にとってコレが何両目の増備なのだろうか・・・。


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14系客車と荷物車2両に特に目新しい点はない、と思います。いつもの通りのカトーの製品。いつもの通りの一部一体型の屋根+ベンチレーターです。マニあたりの屋根は角型ベンチレーターぐらいしか突起物がないので、一体成型であることが目立ってしまうのです。先日の50系51形と同様の悪い点ですね。グレードアップパーツで屋根パーツがまた発売されたりして・・・。というより、50系用の屋根パーツがまだ2両分余っているので、何とかなりそう・・・などとよからぬことを考えてしまいそうです。

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宗谷地方の中規模な駅での出発風景でしょうか。DD51にヘッドマークが付いていれば、もっと恰好よくなりそうですが、荷物車をつないだ時代にヘッドマークを掲出していたか私はわかりません。もう少し後の時代になると、ヘッドマークを掲げて走る姿が写真に収められているようなんですけどね。どなたか教えて!
子供のころだったと思いますが、「最果てのブルートレイン」という西村京太郎氏のトラベルミステリーを読んだ記憶があります。登場するのは急行天北だったような気がしますが、記憶があやふやです。でも使われていた車両は14系だったと思います。懐かしいですね。
私が最初に渡道した頃の利尻は、もうキハ400系になっていました。キハ400は違った意味で味があって良かったのですが、やはり14系の利尻を見て見たかったなあ、と思うのです。
ちなみに最後に利尻と名のつく列車をみたのは、「はなたび利尻」でした。多分、利尻最後の年だったと思います。何の前触れもなく寂しく廃止になってしまいましたね。


最後の寝台急行はまなすも去ってしまいました。夜中に寝台列車でゆったり移動するって、そんなに世間的に受け入れられないのですかね?どこへ行くにも新幹線か飛行機ですっ飛んでいくだけでは寂しすぎるような気がします。まして夜行バスなんてねえ、あの窮屈さは耐え難いですよ。世の中、急ぎ過ぎな気がします。日本の新幹線は確かに優秀な乗り物だけれど、ゆったり感は全く感じません。積めるだけ積んで、とにかく急いで走れ!という感じしかしません。単に通勤電車の延長線上にある、せわしない乗り物にしか感じないのです。

もう、鉄道を使ってゆったり・のんびり・お気楽に旅ができる時代ではないのかも知れませんね。世の中がそれを求めないのなら仕方無いけど、私はちょっと寂しいです。

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2016年1月27日 (水)

DD51をつくる9

1月11日に風邪をひきまして、現在までも咳と体調不良を引きずっております。厄年を越えたあたりから、随分と身体の不具合が増えたことを実感しております。人間の身体なんて、こんなもんなのかなあ?

細々ですがDD51を作っています。正確にいうと、今回は土台を完成させました。

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ずーっとほったらかしにしていた、電池ボックスの組み込み。半田付けがあったので、ヤル気にならなかったのです。今回、他の室内灯を加工する際に半田を使用したのでついでに加工してしまいました。この機を逃すといつの施工になるか予想もできません。

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すでに土台の大方は組みあがっていたので、電池ボックス部のふたをして、車両への配線を壁の裏側に通して説明書通りに組み上げて一応の完成となりました。
点検ピットを模したこちらの面を主に使用する予定です。ボロ隠しの意味も込めて、もう少しウェザリングをする必要がありそうです。

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2016年1月 7日 (木)

DD51をつくる8

年末のあわただしさが過ぎ去ったと思ったら、いつの間にやら年が明けていました。

忙しい中でも何とか作り続けているDD51。完成の目処が立ちませんが、やっとエンジン1基と液体変速機1基が完成しました。

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塗装まで完成でデカールはまだ貼っていません。

塗料は指定色を使用しています。が、メーカーの違いから若干色誤差があるかもしれません。

単に決められた色を塗るだけでは、やはり味気ないですね。適度に汚したほうがエンジンらしくて良いのではないかと思います。

エンジン1基が完成したので、これを見本に2基目を急ピッチで作成中です。

組み立て見本があるので、今回は非常に作業が楽です。

それにしても、作業がはかどりません。いつ完成するのやら・・・。



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2015年12月21日 (月)

DD51をつくる7

ずーっと間が開いてしまったDD51。

久々に進めて、エンジンがそれらしく見えるようになってきました。

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なかなかメカニカルでちょっと嬉しいです。


なぜこんなに時間がかかるのか?簡単に言うと暇がないから、ということになるのですが決してそれだけの理由ではありません。

このDD51を作っている方ならお判りでしょうが、これだけの複雑な形状です。
パーツもかなり多いです。

バリ取りも結構大変です。

なによりも大変なのは、プラ整形時の上型枠と下型枠の間に入ってしまうラインを消すこと。

どんなプラモデルにも必ずあるものなのでしょうが、コレの処理をするかしないかでは出来が全く違ってしまいます。

特に、塗装をした後にこのラインの処理をしていないと、非常に目立ってしまうのです。

このラインを極力ですがやすり掛けで消しながら作業を進めています。

非常に肩が凝る作業ですし、目が疲れます・・・。

ということで、1回の日曜日の作業でも形になるパーツはせいぜい4〜5個。

それ以上はとても集中力が持ちません。
これに更に塗装をするわけですから、乾燥時間や組み立て時間を考えると時間がかかって当然なのです。

ということで、年をまたいでの製作になるのは確実となりましたとさ。

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